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各種ファイルを全文検索できる「KWIC Finder」がv3.11aにバージョンアップ
メールデータのインデックス化に対応し、インデックスを分割して作成可能に
(03/10/14)
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「KWIC Finder」v3.11a |
PDFやOffice文書、メールソフトのデータなどさまざまなファイルを全文検索できる「KWIC Finder」が11日、v3.11aにバージョンアップし、メールソフトのデータを独自形式でインデックス化できるようになった。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応する1,000円のシェアウェアで、現在作者のホームページや窓の杜からダウンロードできる。
「KWIC Finder」は、TXT/PDFファイル、Office/一太郎文書、「Outlook Express」や「Becky! Internet Mail」といった各種メールソフトのデータなどを全文検索できるソフト。今回公開されたv3.11aでは、β版として公開されていたv3.11の機能がそのまま実装され、「Outlook Express」v5/6、「Netscape Mail」v6/7、「Becky!Internet Mail」v2、「AL-Mail」、「Shuriken」、「鶴亀メール」といったメールソフトのデータを独自形式でインデックス化できるようになった。インデックスを使用することで、通常の全文検索よりも高速に検索できる。ただし、v3.10以前を使用して作成したインデックスとは互換性がなく、インデックスの差分更新はできないため、インデックス全体を作成し直す必要がある。また、メールデータとそれ以外のファイルといったように、インデックスをフォルダやメールソフトごとに分割して作成できるようになった。検索時には、分割作成した全インデックスを同時に用いることが可能だ。そのほかv3.11aでは、対応メールソフトに「EdMaxフリー版」が新たに追加され、フォルダツリーを選択した際に画面がちらつく不具合などが修正されている。
【著作権者】hishida 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 1,000円
【バージョン】3.11a(03/10/11)
□EB series support page
http://plaza3.mbn.or.jp/~h_ishida/
□窓の杜 - KWIC Finder
http://www.forest.impress.co.jp/library/kwicfinder.html
(中井 浩晶)