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正面から見た顔のイラストを別角度から描いたような画像に変換「漫画MAKER」
指定した隆起部分の変形具合を変えることで擬似的に立体感をつける仕組み
(03/10/15)
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「漫画MAKER」v3.0 |
正面から見た顔のイラスト画像を別角度から描いたような画像に変換するソフト「漫画MAKER」v3.0が、2日に公開された。Windows 98/Me/NT/2000/XPに対応する2,000円のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なおシェアウェア登録するまで、変換した画像全体に横の縞模様が加えられる制限がある。
「漫画MAKER」は、正面から見た顔のイラスト画像を別角度から描いたような画像に変換するソフト。角度を変更する際に、指定した隆起部分の変形具合を変えることで、イラスト画像に擬似的な立体感をつける仕組み。隆起している部分は任意の数をマウスドラッグで指定できる。使い方は、BMP形式のイラスト画像を読み込んだのちに、顔の輪郭部分より画面手前に突き出ている目や口、鼻などの隆起部分を指定していく。たとえば人間のイラスト画像ならば、まず目や口などが収まるように顔の中央部を矩形選択しよう。次に、選択部分をどれだけ手前に隆起させるかをスライダーで指定し、[奥行きをつける]ボタンを押せばよい。鼻を単独で矩形選択し、隆起の度合いを目や口よりも強めに指定すると、より自然な横顔になる。頬や眉などを1つ1つ選択し、個別に隆起の度合いを変えていくのもよい。あとは、ウィンドウ右上にある[上][下][左][右]ボタンを押せば顔全体の角度を数度ずつ変えることができるので、好みの画像ができたらBMP形式で保存するだけだ。そのほか、ウィンドウ右下の[アニメーション]ボタンを押せば、顔を上下左右に動かすアニメーションを表示することもできる。なお、元となる顔のイラストは、色が塗られておらず背景が白いままの線画を使う方がきれいな画像を得られる。
【著作権者】MCS co. 氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 2,000円
【バージョン】3.0(03/10/02)
□MCS software library
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mcs/
(石川 敬峰)