.

NTFSの“圧縮属性”を最適化「Kompact」v2.0.1.1

ファイルの最終アクセス日時や種類に応じて圧縮属性のON/OFFやデフラグを行う

（03/11/06）

「Kompact」v2.0.1.1

　NTFSのディスクドライブでファイルごとに設定される“圧縮属性”を最適化し、ディスクスペースとアクセス速度のバランスをとるソフト。一般にNTFSでは、ドライブ、フォルダ、ファイルそれぞれのプロパティで［詳細設定］を開いて“圧縮属性”をONにすると、ディスクの使用量を小さくすることができる。しかし圧縮属性がONになると読み出しと書き換えの際に展開や再圧縮のためのCPU負荷がかかり、アクセス速度も犠牲になってしまう。そこでこのソフトは、最終アクセス日時の古いファイルや圧縮率の高くなるファイルのみ圧縮属性をON、その他のファイルは圧縮属性をOFFにすることで、空き容量とアクセス速度のバランスをとってくれる。拡張子によって圧縮属性をOFFにしたり、あらかじめ指定したフォルダは圧縮属性を常にONまたはOFFにするといったことも可能だ。また、独自のデフラグによりファイルの断片化を抑え、アクセス頻度とタイムスタンプからファイル配置を調整して高速化を図る機能もある。

【著作権者】KOBUN　氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 1,000円
【バージョン】2.0.1.1（03/11/01）

□KOBUN - Top
http://www.kiss.taihaku.sendai.jp/~kobun/

（ひぐち たかし）