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最大600機ものロボットが戦闘を繰り広げるリアルタイムSLG「LIBERATION ARMY」
自軍に命令を出しながら自らも1体のロボットに搭乗して戦闘に参加
(03/11/21)
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「LIBERATION ARMY」v1.3 |
自軍・敵軍合わせて最大600機ものロボットや戦艦が宇宙空間で戦闘を繰り広げるリアルタイムシミュレーションゲーム「LIBERATION ARMY」v1.3が公開された。Windows 95以降に対応するフリーソフトで、編集部にて試用したところWindows XPで動作することを確認した。なお、動作にはDirectX 7以降が必要。
「LIBERATION ARMY」は、自軍・敵軍合わせて最大600機ものロボットや戦艦が宇宙空間で戦闘を繰り広げる全方向スクロール型のリアルタイムシミュレーションゲーム。自軍のロボットや戦艦に命令を出して敵軍を攻撃するシミュレーションの要素を基盤に、自らも1機のロボットを操って戦闘に参加できるシューティングの要素が盛り込まれており、敵軍を撃退して支配領域を広げていくのが目的だ。起動すると、現在自軍が支配している領域の割合や自軍ロボットの残機数、次に戦場となる領域での自軍・敵軍の陣形などが画面に表示される。まず、自分が操作したいパイロットを4人から選択し、そのパイロットが搭乗するロボットのメイン武器とサブ武器を指定して戦闘を開始しよう。敵軍を全滅させるか、敵軍の撤退に成功するとステージクリアとなり、自軍の戦力を補強するためのポイント“WAR POTENTIALS”を獲得し、自軍の支配領域を広げることができる。なお、自機が破壊されたり、自軍が全滅するとそのステージは敗北となり、自軍の支配領域を失うことになるが、“WAR POTENTIALS”が残っている限り自軍を補強して再び戦闘を始めることが可能。
戦闘時には画面左下にレーダー、自機の武器エネルギーや耐久力のゲージなどのほか、現在の自軍・敵軍ロボットの残機数が表示される。自軍ロボット全体に攻撃・防御態勢といった大まかな命令や、戦艦に移動命令を出すことができるが、基本的にロボットは自立して行動し、自機のみ自分で操って戦闘に参加する形だ。また、自機の周辺にいる自軍ロボットにだけ命令したり、戦艦に待機しているロボットを発進させることも可能。さらに、強力な武器で攻撃する1機の護衛ロボットが自機を追尾して攻撃を援護してくれる。カーソルキーで自機を移動し、[S]キーでメイン武器、[A]キーでサブ武器を使用でき、[W]キーを押しながらカーソルキーの上下で自軍ロボットに命令を出すことが可能。また、戦艦は移動命令を出すまで同じ位置に留まり、敵軍が近くに侵攻したときだけ自動で攻撃を開始するため、戦艦を移動させたい場合はクリックで戦艦を選択した後、移動させたい場所を再びクリックすればよい。
そのほか、戦闘で勝利して得られる“WAR POTENTIALS”を消費して、戦闘後に自軍の補強を行うことができる。戦闘で失ったロボットや戦艦を補充したり、自軍が確保できるロボットの最大数やロボット自体の性能を向上できるほか、自機のパワーアップを図ることも可能。戦場全体の状況を把握し、自軍がピンチの場所に戦艦を配置したり、自ら援護に向かうなど、リアルタイムシミュレーションならではの臨場感を楽しもう。
【著作権者】KOU 氏
【対応OS】Windows 95以降(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.3
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(中井 浩晶)