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絵の具を混ぜて色を作るペイントソフト「ゆめいろのえのぐ~PaintEmotion~」

リアルな感覚で水彩画を楽しむことができる

(03/11/25)

「ゆめいろのえのぐ~PaintEmotion~」Beta v1.02
「ゆめいろのえのぐ~PaintEmotion~」Beta v1.02
 パレットで複数の絵の具を混ぜてキャンバスに描く色を作ることができるペイントソフト「ゆめいろのえのぐ~PaintEmotion~」Beta v1.02が、13日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「ゆめいろのえのぐ~PaintEmotion~」は、パレットで複数の絵の具を混ぜてキャンバスに描く色を作ることができるペイントソフト。実際の水彩画を描くような感覚で絵の具を混ぜて色を作りながらキャンバスに絵を描くことができる。画面は上側に筆の太さを選択できるツールボタン、左側に8色の絵の具と色を混ぜるためのパレットなどの描画用ツール、そして右側に白いキャンバスが表示されている。操作はマウスのみで行い、ツールボタンで筆の太さを選択してマウスカーソルを筆の形にした状態で画面左側に表示に表示されている絵の具をクリックすると、筆先に絵の具をつけることが可能。同時にパレット下側にある筆先のついている絵の具の色を示す“描ける線”の色が変化し、絵の具をクリックした長さに応じて筆先に含まれている絵の具量を示す“絵の具量”のゲージが伸びる。絵の具を含んだ筆でパレットやキャンバス上に線を引き、すでに引かれた線の上に別の色で線を引くと2つの色が交わって新しい色ができる仕組み。

 このとき“絵の具量”と色の混ざりやすさは比例しており、すでに塗られている線の上に“絵の具量”の多い筆で描くと重ね塗りとなって後から塗った色が最前面に描かれ、“絵の具量”が少ない筆で描くとすでに塗られている絵の具の色と混ざりやすくなる。パレットとキャンバス上での色の作り方は同じだが、パレット上で作成した色はそのまま保持される。ただし、実際の水彩画のように筆先に水を湿らせて色を薄くすることはできない。薄い色を描きたいときは白の絵の具を混ぜたり、筆先の“絵の具量”が少ないときに線を引くといった工夫が必要となる。さらに“鉛筆”を使用して下書きなどを行うことも可能だ。なお、本ソフトで描いた絵を本ソフト独自のENG形式やBMP形式で保存したり、現在のパレットの状態を保存することもできる。リアルな感覚で水彩画を楽しみたい人は、本ソフトを試してみてはどうだろうか。

【著作権者】渡辺 賢悟 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】Beta v1.02(03/11/13)

□Foreigner
http://foren.ktplan.ne.jp/

(小津 智幸)


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