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年賀状の送付・受け取り履歴を管理できる宛名印刷ソフト「完成はがきIIEx」
郵便番号辞書を使って入力済みデータのミスをチェックすることも可能
(03/12/19)
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「完成はがきIIEx」v2.50u |
年賀状や暑中見舞いなどの送付・受け取り履歴を管理できる宛名印刷ソフト「完成はがきIIEx」v2.50uが、11日に公開された。Windows 98/Me/NT/2000/XPに対応する800円のシェアウェアで、試用期間は14日間。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、郵便番号から住所を入力するなどの機能を利用するには、作者ホームページで無償公開されている「完成はがきII用郵便番号辞書」が必要。そのほか、年賀状の送付・受け取り履歴を管理する機能などが省略された機能限定版の「完成はがきIIFree」がフリーソフトとして公開されている。
「完成はがきIIEx」は、住所録管理機能つきの宛名印刷ソフト。住所録には、住所、氏名、年齢、電話番号、メールアドレス、ホームページURLなどを登録できる。データ入力時に入力を手助けする機能が複数用意されており、郵便番号を入力してボタンを押すだけで対応する住所を住所欄に記入したり、ダイアログ上で都道府県、市区町村、町域の順番で住所を選択していくだけで住所と郵便番号を記入することが可能。あるいは、住所に含まれる文字列をキーワードに検索して適合した住所を一覧表示し、一覧から目的の住所を選ぶだけで郵便番号と住所を記入することもできる。郵便番号や住所、電話番号については、自宅、勤務先、実家でそれぞれ別個のデータを登録でき、また勤務先の社名や所属部署、役職、内線番号などを登録することも可能。登録したデータは氏名をもとに、“あ行”や“か行”など行別のインデックスに自動で振り分けられる。このとき、“友人”“親戚”“取引先”などのグループからその人がどれに属するか登録しておけば、グループごとに一括印刷することもできて便利。あとは[宛名]ボタンを押すと開く画面で印刷項目を選択し、プレビューで確認しながら宛名印刷をしていこう。
本ソフトはまた、年賀状や暑中見舞いなどの送受履歴を手軽に記録・参照できるのが特長。[ツール]-[年賀状等履歴]メニューから、今年と昨年の年賀状、暑中見舞い、クリスマスカードの送付・受け取りを“○”“×”の表形式で一覧表示でき、表内をクリックするだけで“○”と“×”を切り替えて入力できる。印刷を完了したかどうか、さらには印刷された宛名をチェックしたかどうかを記録することもできるので、印刷し忘れるうっかりミスも防止可能だ。そのほか、入力済みの郵便番号と住所を郵便番号辞書を使ってチェックし、郵便番号と住所が一致しないデータや、存在しない郵便番号が登録されているデータをリストアップすることもできる。市区町村の統廃合が活発な現在、住所録データのメンテナンスに役立つだろう。また、他ソフトで作成したCSV形式のデータをインポートしたり、本ソフトで作成したデータをCSV/XLS/MDB形式でエクスポートすることが可能。宛名印刷ソフトを探している人は、「完成はがきIIEx」を試してみてはいかがだろうか。
【著作権者】Ueda Seiiti 氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 800円
【バージョン】2.50u(03/12/11)
□完成はがきIIサポートサイト
http://hp.vector.co.jp/authors/VA010059/
(石川 敬峰)