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IEのオートコンプリート機能で保存されたデータを取捨選択できる「HideSeek」

保存データの一覧表示と選択分のみの削除が可能

(04/01/06)

「HideSeek」v1.0.0
「HideSeek」v1.0.0
 「Internet Explorer」(以下、IE)のオートコンプリート機能で保存されたデータを一覧表示し、任意のデータを削除できるソフト「HideSeek」v1.0.0が、24日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は1,000円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「HideSeek」は、IEのオートコンプリート機能で保存されたURL履歴やフォームなどのデータを一覧表示し、選択したデータのみを削除できるソフト。IEが搭載しているオートコンプリート機能とは、URL入力欄やHTMLページ上のフォームに入力したデータを自動的に保存し、次回途中まで入力したときに続きを補完入力できる機能。URL入力欄に入力したHTTP/FTPなどのアドレスデータ、フォームに入力した住所やメールアドレスなどのフォームデータ、会員制ページなどのログイン時に入力したユーザー名とパスワードといった認証データの3種類が、オートコンプリートの履歴として保存される。アドレスデータ、フォームデータ、認証データのそれぞれを、IEの[ツール]-[インターネット オプション]メニューを実行すると開くダイアログから一括して削除することができる。ここで「HideSeek」を用いれば、選択した種類のデータを一覧表示できるうえ、クリックやドラッグで選択したデータのみを削除することが可能となる。

 またIEだけではなく「Outlook Express」の、メールアドレス欄に入力したメールアドレスデータや、POP/IMAPのユーザー名とパスワードなどアカウントデータの一覧表示と削除にも対応している。さらに、本ソフトで表示中のアスタリスクで内容を隠したパスワードを、平文で表示する機能なども備える。家族で一台のWindowsマシンを共有使用している場合や、フォームに誤った情報を入力してしまった場合などに、本ソフトでオートコンプリートの任意データのみを削除するとよいだろう。

【著作権者】Furuya 氏/SapporoWorks
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 1,000円
【バージョン】1.0.0(03/12/24)

□サッポロワークス
http://homepage2.nifty.com/spw/

(竹元 克己)


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