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マイクロソフト、Windows 2000/XPからBlasterワームを駆除するツールを公開
亜種の“Nachi”ワームの駆除も可能
(04/01/08)
マイクロソフト(株)は6日、“Blaster”ワームや亜種の“Nachi”ワームに感染したWindowsマシンから同ワームを駆除できるツール「Microsoft Windows Blaster Worm Removal Tool」v1.0をリリースした。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。なお、同ツールをインストールするには、あらかじめ“MS03-026”または“MS03-039”のセキュリティ修正プログラムのどちらかを適用し、“RPCSS.DLL”ファイルのバージョンを更新しておく必要がある。また、同ツールはインストール直後に自動的に実行されるが、駆除に関するメッセージやダイアログを一切表示しない仕組みのため、感染の検出や駆除したか否かを知りたいときには、“Blastcln.log”ファイルに出力されるメッセージを確認する必要がある。
【著作権者】マイクロソフト(株)
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0(04/01/06)
□ダウンロードの詳細 : Windows Blaster ワーム駆除ツール (KB833330)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=e70a0d8b-fe98-493f-ad76-bf673a38b4cf&DisplayLang=ja
□TechNet セキュリティ センター - Blaster に関する情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/virus/blaster.asp
□RPCSS サービスのバッファ オーバーランによりコードが実行される (824146) (MS03-039)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS03-039.asp
□RPC インターフェイスのバッファ オーバーランによりコードが実行される (823980) (MS03-026)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS03-026.asp
(竹元 克己)