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IEのv5.0以降でSSL接続した際に発生する証明書期限切れに関する対処法
ベリサインの“グローバル・サーバID”を利用しているWebサイトで注意が必要
(04/01/09)
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新しい証明書 |
日本ベリサイン(株)は現在、同社が提供する“グローバル・サーバID”の中間CA局証明書において、2002年12月18日以前に発行されたものが日本時間の2004年1月8日午前9時をもって有効期限切れとなるため、証明書の更新を促している。IEのv5.0以降においては、標準で証明書がインストールされているが、古い証明書のみインストールされているWebサーバーにアクセスすると、証明書の有効期限切れを示す警告ダイアログが表示されたり、“https://”で始まるURLのWebサイトではアクセスが拒否される問題が発生する。本来はWebサーバーの管理者が証明書を更新して問題を対処するが、IE内の証明書を更新することで問題を解決することも可能だ。
IEの証明書を更新するには、まずIEのメニュー[インターネット オプション]を選択し、[コンテンツ]タブの[証明書]ボタンを押して表示される“証明書”画面で古い証明書を削除しよう。[中間証明期間]タブ内にある証明書一覧で、“発行先”欄に“www.verisign.com/CPS Incorp.by Ref. LIABILITY LTD.(c)97 VeriSign”と書かれている証明書が今回有効期限切れとなったものだ。その後、“グローバル・サーバID”を利用しているWebサイト、例えば日本ベリサイン(株)のWebサイト“https://www.verisign.co.jp/”などにIEを用いてアクセスし、メニューの[プロパティ]から最新の証明書をインストールすることができる。このとき、証明書の有効期限を確認し、古い証明書を再びインストールしないように注意しよう。なお、新しい証明書の有効期間は、1997年4月17日から2011年10月25日。
□日本ベリサイン
http://www.verisign.co.jp/
□日本ベリサイン(中間CA局証明書の有効期限切れに関するページ)
http://www.verisign.co.jp/server/cus/rootcert/gsid_intermediate.html
□グローバル・サーバIDの中間CA局証明書の有効期限確認について
http://www.verisign.co.jp/server/help/faq/110089/
(中井 浩晶)