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指定した時刻に任意のメッセージを表示できるスケジューラー「Trasche」

指定した時刻に登録したソフトを起動したりWindowsを終了することも可能

（04/01/15）

「Trasche」v0.60

　時刻や曜日などを指定してデスクトップ上に任意のメッセージを表示できるスケジューラー「Trasche」v0.60が、3日に公開された。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Trasche」は、時刻や曜日などを指定してデスクトップ上にメッセージウィンドウを表示できるスケジューラー。起動するとタスクトレイに常駐して、あらかじめ指定した時刻や曜日になると、登録したメッセージが書かれたウィンドウが表示される。スケジュールは、タスクトレイアイコンをダブルクリックしたときに表示されるメイン画面から“アイテム編集”ウィンドウを表示することで、新規のスケジュールを登録したり、登録したスケジュールの内容を修正することが可能。“アイテム編集”ウィンドウでは、“毎週”“隔週”“日付”といったスケジュールやメッセージを表示する時刻、メッセージの内容、色、フォントサイズ、メッセージ表示位置、ウィンドウサイズなどを設定することができる。メッセージを登録すると、メイン画面のリスト内に登録内容が書き込まれ、最後にメイン画面の［OK］ボタンを押すとスケジュールが実行される。

　“アイテム編集”ウィンドウ内で指定できるメッセージの表示間隔は、毎日、毎週、毎月のほか、奇数週や第1週の指定した曜日のみといった具合に設定することも可能。また“祝日設定”という項目も用意されており、たとえばスケジュールウィンドウの表示間隔を“毎日”に設定していても、“祝日設定”で土曜日、日曜日、祝日を除外することができる。さらに、指定時刻に登録したソフトを起動させたり、Windowsを終了させることも可能。スケジュールでソフトを起動した場合は、指定した時刻にソフトを自動終了させることもできる。重要な予定を登録したいときや、ソフトを起動させて作業を自動化させたいときなどに利用するとよいだろう。

【著作権者】Ka-y　氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.60（04/01/03）

□Ka-y's Home
http://homepage2.nifty.com/ka-y/

（小津 智幸）