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米Microsoft、「Windows Services for UNIX」v3.5をフリーソフトとして公開
WindowsとUNIXの相互運用を支援するツール群
(04/01/16)
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「Windows Services for UNIX」v3.5 英語版 |
米Microsoftは15日(現地時間)、WindowsとUNIXの相互運用を支援するツール群「Windows Services for UNIX」v3.5 英語版をフリーソフトとして公開した。従来版のv3.0は99.95米ドルでパッケージ販売され、体験版のみがフリーソフトとしてダウンロードで提供されていた。Windows 2000/XP Professional/Server 2003に対応し、現在同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。なお、ダウンロードする際には無料のユーザー登録を行う必要がある。
「Windows Services for UNIX」は、WindowsとUNIXの相互運用を支援するツール群。複数台のWindowsとUNIXマシンの相互運用を支援するツールとして、リモート操作を実現するTelnetサーバー・クライアント機能、両OS間でファイルを共有できるNFSサーバー・クライアント機能、NFS利用時にユーザー認証する機能、パスワードを同期する機能などを備える。また、1台のPCをWindowsとUNIXで運用するためのツールとして、Windows上でUNIX用アプリケーションのコンパイルとネイティブ実行を行えるUNIX互換環境「Interix」を備えている。「Interix」には、C/KornといったUNIXシェル、vi、grep、gzip、tar、ls、ps、more、findなどの一般的なUNIXユーティリティ、cron、inetd、syslogd、sendmailなどのUNIXデーモン、gcc、g++、g77、gdb、make、rcs、lex、yacc、ccなどのUNIX開発ツールのほか、awk、Perl、sedなどのスクリプト実行ユーティリティも含まれる。
【著作権者】Microsoft Corporation
【対応OS】Windows 2000/XP Professional/Server 2003
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.5 英語版(04/01/15)
□Windows Services for UNIX Home
http://www.microsoft.com/windows/sfu/
□窓の杜 - 【NEWS】マイクロソフトが「Windows Services for UNIX 2.0」日本語版 Beta 2を公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2000/03/01/servicesforunix.html
(竹元 克己)