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移動中やサイズ変更中のウィンドウを半透明表示できる「WindowTP」v2.6が公開
タイトルバー上でマウスホイールを回転させれば任意のウィンドウを半透明化できる
(04/01/28)
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「WindowTP」v2.6 |
移動中やサイズ変更中のウィンドウを半透明表示できるソフト「WindowTP」v2.6が、14日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「WindowTP」は、マウスドラッグで位置を動かしたり、サイズを変更している最中のウィンドウを半透明表示にできるタスクトレイ常駐型ソフト。背後にあるウィンドウやデスクトップアイコンが透けて見えるので、ウィンドウの位置やサイズを素早く適切に変更できるようになり便利。タイトルバー上でマウスホイールを押すか[Shift]キー+左クリックすることで、任意のウィンドウを常に半透明表示することもでき、またウィンドウのタイトルバー上でマウスホイールを回転させて半透明の度合いを微調整することが可能。さらに、本ソフトを起動するとタスクバーも半透明表示される。ドラッグ移動時の透明度、サイズ変更時の透明度、あるいはタスクバーの透明度は、タスクトレイアイコンから呼び出せる設定画面で個別に変更可能だ。そのほか、縦横のピクセルサイズが指定した値以上のウィンドウは、ドラッグ移動時に半透明表示しないように設定することもできる。
半透明表示以外の機能として、タイトルバーの左側をダブルクリックすることでウィンドウをタイトルバーのみの表示にできる。似たタイトルのウィンドウが多く開かれ、タスクバー上での横幅の短い表示では区別しづらい場合でも、タイトルバーをデスクトップに残しておけば見つけやすいだろう。再度タイトルバーの左側をダブルクリックすればウィンドウが元の表示に戻り、タイトルバーの右側をダブルクリックした場合は通常どおりウィンドウを最大化することが可能。また設定変更により、[Ctrl]キーを押しながら左クリックしたウィンドウを最前面に表示するようにしたり、あるいはタスクバーを画面上部に配置している際に、ウィンドウ上部がタスクバーの下へ隠れないようにウィンドウ位置を自動調節することも可能。そのほか、アイコンテキストの背景を透明化したり、アイコンテキストの色を変えたり、Windows XPでの利用時に[スタート]ボタン内の文字列を任意に変更する機能などを備える。
【著作権者】Hiroshi Takahashi 氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.6(04/01/14)
□hiro's area
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/6494/
(石川 敬峰)