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HTMLエディター「ez-HTML」がv6.72で、Perl/CGI編集関連の機能を大幅に強化
サブルーチンや変数、配列の名前をツリー表示できる機能などが追加
(04/01/29)
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「ez-HTML」v6.72 |
多機能なタグ挿入型HTMLエディター「ez-HTML」が26日、v6.72にバージョンアップした。今回公開されたv6.72では、編集中のPerl/CGIファイルに記述されたサブルーチンや変数、配列の名前をツリー表示できる機能が追加されたほか、「ActivePerl」との連携でPerlの構文をチェックしたり、「AN HTTPD」との連携でCGIの動作検証を行えるようになるなど、Perl/CGI関連の機能が大幅に強化された。Windows 95/98/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「ez-HTML」は、クリッカブルマップ作成や画像ビューワー、FTPアップロード機能など多彩な機能を備えたタグ挿入型HTMLエディター。v6.72の主な変更点は、Perl/CGI編集関連の機能が大幅に強化されたこと。ソース編集画面の左側にある“スペシャルサイドバー”画面に新設された“Perl/CGI”項目を選択することで、編集中のPerl/CGIファイルに記述されたサブルーチン、スカラー変数、スカラー配列、連想配列などの名前や、“require”命令で指定したファイル名をツリー形式で一覧表示できるようになり、一覧から任意名をダブルクリックして該当行へカーソルを移動することが可能となった。また、「ActivePerl」との連携でPerl文法の構文チェック、「AN HTTPD」との連携でCGIの動作チェックをボタン一発で行える機能が追加された。さらに、変数、配列、属性などのキーワードや、“qq/”と“/”、“print <<EOF;”と“EOF”などで囲まれた文字列を色分け表示したり、“&”から始まるサブルーチンを呼び出す文字列上で[Ctrl]+クリックすることで、“sub”命令でサブルーチンを宣言した行へカーソル移動できるようになった。そのほか、正規表現の入力を支援する機能や、変数と配列の入力を途中から補完してくれる機能なども実装された。
【著作権者】Satoshi Suda 氏
【対応OS】Windows 95/98/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】6.72(04/01/26)
□Web Frontier
http://www.w-frontier.com/
□窓の杜 - 【NEWS】クリッカブルマップやスタイルシートなど複雑なHTML編集も行える「ez-HTML」
http://www.forest.impress.co.jp/article/2002/10/31/ezhtml.html
(竹元 克己)