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タイムスリップした女子高生が敵を斬りまくるアクション「千人斬り物語」v1.01

敵を1人か2人ずつ斬って“1-2Link”を溜めていき、各種アイテムをゲットしよう

(04/02/03)

「千人斬り物語」v1.01
「千人斬り物語」v1.01
「千人斬り物語」v1.01
 江戸時代へタイムスリップした女子高生が敵を斬りまくるアクションゲーム「千人斬り物語」v1.01が、1月25日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には「RPGツクール2003 RTP」が必要。

 「千人斬り物語」は、タイムスリップした剣道部主将の女子高生が敵を斬りまくるトップビュー視点の2Dアクションゲーム。徳川家に仕えていた先祖をもつ“辻 斬子”は、自宅の車についていた謎のボタンを押してしまい、現代から“大阪冬の陣”が始まる直前の江戸時代へタイムスリップしてしまう。そして、人さらいから村娘を助けたり、山賊を退治しているうちに豊臣方の名将“真田 幸村”と知り合いになり、日本の歴史を変える戦いへと巻き込まれていく。会話を読み進めていくストーリーシーンと、一定数の敵を斬ることで終了となる戦闘シーンの繰り返しでゲームは進行し、千人斬るとエンディングを迎える。戦闘シーンでは山賊の根城や修行の道場、合戦場などが舞台となり、主人公は[Z]キーで刀を半円形に大きく振るって敵を攻撃し、[X]キーで前方へ素早くジャンプ移動する。ジャンプを使えば敵の頭上を跳び越えられるので、敵に囲まれてしまったときに使おう。山賊や敵兵士など多くのザコ敵は一刀のもとに切り伏せることができるが、ときには動きが素早く、何度も斬りつけないと倒せないボス敵も登場し、主人公の行く手を阻む。敵と接触すると体力が減り、体力がゼロになるとゲームオーバーだ。

 本作の特長となるシステムとして、“1-2Link”がある。まず一度に斬った敵の数が1人もしくは2人のときのみ、斬った敵の人数が“1-2Link”に加えられ、一度に3人以上斬るまで“1-2Link”はどんどん増やしていける。そして3人以上まとめて斬ると、その時点での“1-2Link”の数値に応じたアイテムがもらえる仕組み。主人公を追いかけてくるタイプの敵は、うっかりするとすぐに4、5人まとめて斬ってしまうため、思いどおりのアイテムをゲットするのはなかなか難しい。得られるアイテムは、爆風で周囲の敵を一掃する爆弾や、体力を回復させる食べ物など様々だ。特に、“1-2Link”を200以上溜めるとゲットできる“怨念の勾玉”は、入手後にメニュー画面から[セットアップ]を選んで身につけることで、主人公の攻撃範囲が一気に広がる。序盤は我慢して“1-2Link”を溜め、無事“怨念の勾玉”を入手できれば後半の戦いがぐっと楽になるだろう。なお、一度に3人以上斬った時点で“1-2Link”はゼロに戻る。本作は20分から1時間程度でクリアできる手軽なミニゲームだが、クリア後は、獲得したアイテムや“1-2Link”を保持したまま最初からプレイすることも可能。全種類のアイテム獲得を目指して遊び込むのも楽しいだろう。

【著作権者】リィ 氏
【対応OS】(編集部にてWindows 2000/XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.01(04/01/25)

□リィ作品展示場
http://wwwi.netwave.or.jp/~sato-4/
□窓の杜 - RPGツクール RTP
http://www.forest.impress.co.jp/library/rpgrtp.html

(石川 敬峰)


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