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富士通、バリアフリーなWebページ作成を支援するツール群を公開
色弱者が実際にどのように見えているのかシミュレートするソフトなど合計3本
(04/02/20)
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「WebInspector」v3.0 |
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問題点一覧 |
富士通(株)は18日、視覚障害者や色弱者にとって読みやすく、バリアフリーなWebページ作成を支援するツール群“Fujitsu Accessibility Assistance”を公開した。「WebInspector」と「ColorSelector」はWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応し、動作には「Java 2 Runtime Environment(JRE)」が必要。また、「ColorDoctor」はWindows XPに対応し、動作には「.NET Framework」v1.1が必要。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードすることができる。
“Fujitsu Accessibility Assistance”は、視覚障害者や色弱者にとって読みやすく、バリアフリーなWebページ作成を支援するツール群。「WebInspector」は、ローカル上のHTMLファイルまたはWebサイトのURLを指定すると、だれもが読みやすいという観点で同社が独自に選定した、Webサイト制作者が読者に対して考慮すべき20項目を検査して問題点を一覧表示する。例えば、フォントサイズ・行間が読みやすく指定されているか、文字色と背景色のバランスが正しいか、音声ブラウザーが読み上げ可能なテキスト表記であるかなど、CSSも含めたHTMLファイルのソースで問題箇所を具体的に指摘してくれる。また、「ColorSelector」は背景・文字色を指定すると、白内障患者や色弱者にとって読みやすい色指定であるかを“○”“×”で評価するうえ、指定色の16進カラーコードも表示されるのでHTML作成時に便利だ。
「ColorDoctor」は、指定したURLのWebページやデスクトップ画面を色弱者が見た際に実際どのように見えているのかを、左右2分割のウィンドウにシミュレート表示することができ、色弱者の立場になってWebページのデザインを考えることができる。このツール群を利用すれば、読みやすい色指定やレイアウトのWebページを作成することができるだろう。
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「ColorSelector」v3.0 |
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「ColorDoctor」v1.0 |
・「WebInspector」「ColorSelector」
【著作権者】富士通(株)
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.0(04/02/18)
・「ColorDoctor」
【著作権者】富士通(株)
【対応OS】Windows XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0(04/02/18)
□FUJITSU Japan
http://jp.fujitsu.com/
□デザイン > ユニバーサルデザイン > 富士通アクセシビリティ・アシスタンス - FUJITSU Japan
http://design.fujitsu.com/jp/universal/assistance/
□窓の杜 - Java 2 Runtime Environment(JRE)
http://www.forest.impress.co.jp/library/jre.html
(中井 浩晶)