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メール経由で取得したメモを壁紙へ書き込めるソフト「メールdeメモ」v1.0
メモを書き加えたBMP画像を作り壁紙として表示する仕組みのため常駐が不要
(04/02/20)
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「メールdeメモ」v1.0 |
メールサーバー内にあるキーワードつきのメールからメモを取得し、取得したメモを壁紙に書き込めるソフト「メールdeメモ」v1.0が、11日に公開された。Windows 95/98/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「メールdeメモ」は、デスクトップの壁紙にメモを書き込めるソフト。件名にメモを記したメールをPCや携帯電話などから送信すれば、起動時にメールサーバー内のメールから自動でメモを取得し、取得したメモをデスクトップ上に表示できる。現在使用中の壁紙にメモを書き加えたBMP画像を作成し、新たに壁紙として表示する仕組みのため、付箋紙ソフトのように常駐させる必要もなく、インストール時にスタートアップ登録が可能。使用するにはまず、起動すると開くダイアログで“メール設定”タブをクリックし、メール受信に利用するPOP3サーバーの設定を行う。このとき、ダイアログ下側のラジオボタンで[受信する]を選択すれば、起動時に自動でメールを読みにいくようになる。一方メモを送るには、本ソフトがメモつきのメールであることを識別できるよう、メール件名欄の先頭に“メモ”や“めも”といったキーワードを記入しよう。あとはキーワードに続けてメモを入力し、通常のメール同様に送信すれば、スタートアップ起動した際にメモを取得し、デスクトップの右上へ新着順に並べて表示する。なお、本ソフトはメールサーバーからメールを削除しないので、メモ用のメールアカウントと通常使用するメールアカウントを兼用させることも可能だ。
壁紙として表示した際のメモの文字数は1行につき15文字で、画面の縦方向の解像度が600ピクセルの場合は30行弱のメモを画面内に表示できる。1行に表示する文字数やそのフォントサイズは、ダイアログの“設定”タブで変更可能。この“設定”タブでは、キーワードを任意の文字列に変えることもできる。またメモは99件まで取得でき、最大件数に達すると、古いメモから自動で削除されて新着メモが追加されていく。そのほか“メモ”タブを開けば、不要になったメモを手動で削除したり、メモを直接追加することも可能だ。なお、編集部にてWindows XPで試用したところ、メモとして半角英数字を取得できない現象を確認したため、待ち合わせ時刻などの数字は全角文字で送るとよいだろう。
【著作権者】エルゼアール 氏
【対応OS】Windows 95/98/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0(04/02/11)
□エルゼの森
http://members.jcom.home.ne.jp/elzeard/
(石川 敬峰)