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CPUやHDDの温度を表示できるノートPC向けハード情報取得ソフト「MobileMeter」

設定画面では項目別に詳細なカスタマイズも可能

（04/02/25）

「MobileMeter」v0.3.1.0

　パソコンのCPUやHDDの温度を表示できるハードウェア情報取得ソフト「MobileMeter」v0.3.1.0が、16日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「MobileMeter」は、デスクトップ上にCPUやHDDなどのハードウェア情報を表示できるソフト。デスクトップ上で表示できる基本項目は、CPUのクロック数・温度、バッテリーの充電・消費電力（W）、HDDの温度の4つ。作者によると本ソフトでCPU温度を取得して表示するには、パソコンの温度管理がACPI（Advanced Configuration and Power Interface）で実行されている必要があるという。ACPIとは電源管理の規格で、BIOSやWindowsなどから制御してパソコン本体や接続された周辺機器の省電力化を実現する。起動すると縦長のウィンドウに上からCPUクロック数、CPUの温度、バッテリーの消費電力、HDDの温度がそれぞれ折れ線グラフと数値で表示される。それぞれの情報が更新されるタイミングは、個別に0.5秒から30秒までの7段階から選択することが可能。各項目名が表示されている部分をダブルクリックすることで、項目別にグラフの表示・非表示を切り替えることも可能。設定画面ではメインウィンドウの透明度を指定できるほか、マウス操作を透過させることも可能。これにより常にデスクトップに表示していても、本ソフトの下に表示されているほかのソフトを自由に操作することができる。

　外出先でノートパソコンを使用したり、パソコンを運用する環境が変わったときは、本ソフトでCPUやHDDの温度をチェックし、温度があまりにも高すぎる場合は、パソコン周辺の通気性や設置場所を見直してみるといいだろう。

【著作権者】hexmagic　氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.3.1.0（04/02/16）

□MobileMeter Home Page
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/8259/

（久保 望）