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Review NEWS

オープンソースで開発されている3ペイン型のシンプルなメールソフト「Pochy」

複数アカウント、IPv6、プラグインによる機能拡張などに対応

(04/03/15)

「Pochy」v0.2.1a
メール作成画面
「Pochy」v0.2.1a
 オープンソースで開発されている3ペイン型のメールソフト「Pochy」v0.2.1aが、2日に公開された。Windows 98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Pochy」は、複数アカウント、IPv6、プラグインなどに対応したGPL準拠で開発されているメールソフト。暗号化ソフト「GNU Privacy Guard」を別途インストールしておくことで暗号メールの送受信や、APOPによるユーザー認証にも対応。メイン画面は、左側にメールが格納されたフォルダツリー、右上にはメールのリスト表示、右下にメール本文の表示といったオーソドックスな3ペインで構成されており、メール作成時はメイン画面と独立した編集画面が表示される。メール作成時に、あらかじめ指定しておいたテキストエディターを使用してメール本文の編集行ったり、受信したメールを閲覧することが可能。テキストエディターでのメール本文編集後は、上書き保存してテキストエディターを終了させることで、編集内容の反映されたメール作成画面が表示されるので、宛先や件名をセットして[送信]ボタンを押せばよい。

 プラグインによる機能拡張も可能で、現在すでに有志の手によっていくつかのプラグインが公開されている。本ソフトでメールの振り分け設定を行うには、設定ファイルを直接記述する必要があるが、これらのプラグインを利用することで、GUIによるメールの振り分け設定ができるようになり、また本ソフトの終了時に“ゴミ箱”内のメール削除機能を追加することなども可能。また、本ソフトは各種設定ファイルやメールデータすべてが、実行ファイルと同じフォルダに保存されるので、デスクトップパソコンとノートパソコンでメールデータを同期したり、システム環境を移行するなどの作業も簡単に行える。メールソフトとしての基本的な機能しか実装されていない分、シンプルな作りになっているため、動作が非常に軽快なことも特長の1つ。

 現状では、設定項目が少ないなど開発途上の部分がいくつか見受けられるが、作者のホームページでは本ソフトに関する要望を募集しており、今後追加してほしい機能などを投票することができる。作者によると、応募結果をもとに今後実装する機能の優先度の参考にしているようなので、既に投票されている項目に1票追加したり、新たな要望を申請してみよう。日本国内ではオープンソースで開発されているメールソフトは数少なく、今後のバージョンアップが楽しみだ。

【著作権者】Pochy project team
【対応OS】Windows 98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.2.1a(04/03/02)

□pochy -FrontPage - pochy
http://pochy.sourceforge.jp/

(久保 望)


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