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シンボルフォント入力支援機能つきのフォント管理ソフト「フォントマスター」
圧縮ファイル内のフォントを閲覧・インストールすることもできる
(04/03/23)
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「フォントマスター」v1.017 |
フォントの閲覧やインストール・アンインストールが行えるフォント管理ソフト「フォントマスター」v1.017が、16日に公開された。シンボルフォントの入力支援機能が特長。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「フォントマスター」は、フォントの閲覧やインストール・アンインストールが行える総合フォント管理ソフト。TTF/TTC形式のTrueTypeフォントやOTF形式のOpenTypeフォントのほか、FON形式のビットマップフォント、PFM/PFB形式のType1フォントに対応。画面は4ペイン構成で、起動すると、右上ペインにインストール済みフォントの一覧を見本つきで表示する。左下ペインのフォルダツリーでフォルダを指定すると、フォルダ内の未インストールフォントが右下ペインに見本つきで一覧表示され、好きなフォントを右上ペインへドラッグ&ドロップすればインストールが可能。左上ペインのフォルダツリーは、インストール済みフォントの分類に利用できる。またシンボルフォントの入力支援機能が特長で、右クリックメニューなどから“シンボルビューア”を起動すると、キートップに対応する文字を表示したソフトキーボードが表示される。ソフトキーボードをクリックするか、実際にキーボードを押すことでキーボード下側の欄内にフォントが表示されるので、これをコピーして「Word」などの他ソフトへ貼り付けよう。シンボルフォントは、どの絵文字がどの文字に対応するのか分かりにくく、入力に手間がかかるが、本ソフトを利用すればキーボードから素早く絵文字を入力できるのがうれしい。
また本ソフトは、ZIPファイル内のフォントも解凍せずにそのまま閲覧・インストールすることも可能。「UNLHA32.DLL」がインストール済みであれば、LZHファイルにも対応する。そのほか、フォントをスライドショー表示する機能や、フォント一覧を印刷する機能、指定フォントとあらかじめ用意された約140の背景色との組み合わせを確認する機能などを備える。なお、右下ペインで表示中の未インストールフォントは、OSにインストールすることなく他ソフトで利用することが可能。ちょっとの間だけフォントを利用したいときに便利だ。
【著作権者】ペンタウァ 氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.017(04/03/16)
□ソフトウェア最終処分場
http://www65.tok2.com/home2/pentawar/
□窓の杜 - UNLHA32.DLL
http://www.forest.impress.co.jp/library/unlha32.html
(石川 敬峰)