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Release NEWS

マイクロソフト、テストを目的とした「Windows XP」SP2 RC1の日本語版を公開

ウイルスやワームからの攻撃を防ぐためのセキュリティ機能が強化された

（04/03/30）

「Internet Explorer」v6.0 SP2

　マイクロソフト（株）は30日、ソフトウェア開発者やシステム管理者などに向けて評価とテストを目的とした、Windows XP用のアップデートプログラム「Windows XP」Service Pack 2 Release Candidate 1の日本語版を公開した。XP SP1からの主な変更点は、パソコンのセキュリティ状況を管理するための機能“Windows セキュリティ センター”の追加をはじめ、大幅にセキュリティ機能が強化されたこと。この機能は、Windows XPに搭載されているファイヤーウォール、OSの自動更新機能のほか、各社ウイルス対策ソフトの稼働状況などを一括して管理できるのが特長。またセキュリティ保護の一環として、強化されたファイヤーウォール機能がデフォルトでONに、“メッセンジャーサービス”がOFFに変更された。

　さらに同梱の「Internet Explorer」がv6.0 SP2にバージョンアップし、ユーザーが意図しないポップアップウィンドウや、悪意のあるWebサイトから要求されるプログラムのダウンロードを抑止する機能が追加されている。そのほか、「Outlook Express」や「Windows Messenger」などでの添付ファイルの処理に、危険性のあるファイルをユーザーに通知できるAPI“AES（Attachment Execution Services）”が導入されており、日々拡大するウイルスへの対策が施された。なお、本アップデートプログラムは開発段階でサポートは行われないので、別途テスト用の環境を用意して試用するとよい。

IEのポップアップウィンドウを抑止する機能		“Windows ファイアウォール”

【著作権者】マイクロソフト（株）
【対応OS】Windows XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】Service Pack 2 Release Candidate 1（04/03/30）

□Microsoft(R) Windows(R) XP Service Pack 2 Release Candidate 1（RC1）の概要について
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=1872
□Windows XP Service Pack 2 Technical Preview Program
http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/winxppro/sp2preview.mspx

（中井 浩晶）