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システムファイルの読み込みを最適化してWindows XPの起動を高速化「TuneXP」
システムフォルダのデータをハードディスクの外周に書き込みデフラグ
(04/04/09)
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「TuneXP」v1.0 |
システムファイルの読み込みを最適化することでWindows XPの起動を高速化できる「TuneXP」v1.0が、5日に公開された。Windows XP専用のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「TuneXP」は、システムファイルの読み込みを最適化することでWindows XPの起動を高速化できるソフト。まず初回起動時に、Windowsのシステムフォルダを指定する必要がある。メニューの[Ultra-fast booting]を選択すれば、システムフォルダ全体をハードディスクの外周に書き込んだあとにデフラグを実行するとのこと。つまり、読み書きが速いハードディスクの外周にシステムファイルのデータを書き移し、ファイルの断片化を排除することで、Windows XPの起動を高速化しようという試みだ。また、OSやアプリケーションのデータを先読みするWindows XPの“プリフェッチ”機能のキャッシュや、DNSキャッシュの最適化もできる。さらに、ハードウェアがCPUに処理を要求する際に必要な識別番号“IRQ(Interrupt ReQuest)”の伝達を最適化する機能を搭載。なお、システムフォルダのデータを書き移している間に、パソコンを再起動したりなんらかのトラブルが発生すると、システムファイルが破損してパソコンを起動できなくなる場合もあるので注意。
【著作権者】David Hanefelt Kristensen(DriverHeaven) 氏
【対応OS】Windows XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0(04/04/05)
□DriverHeaven.net - News
http://www.driverheaven.net/
(中井 浩晶)