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オープンソースのウイルス対策ソフト「ClamWin Antivirus」v0.22セカンド用アンチウイルスソフトとしてオススメ
「ClamWin Antivirus」は、オープンソースのウイルス対策ソフト「Clam AntiVirus」のインターフェイスをGUIにしたWindows版。「Clam AntiVirus」は、主にUNIX系のOSで利用されているウイルス対策ソフトで、ソフト本体をはじめウイルスのパターンデータベースもいわゆるオープンソースで開発が進められている。 現在のバージョンでは発見されたウイルスの駆除や常駐しての監視はできず、ファイルやフォルダを指定してのスキャンと感染ファイルの削除のみをサポート。ファイルやフォルダの右クリックメニューや、本ソフトのメイン画面でドライブを選択してウイルススキャンを行える。また、「Microsoft Outlook」上でメールを閲覧したときにウイルスが添付されている場合は、自動削除するアドインが付属。 ウイルスのパターンデータベースもボランティアベースで運営されているため、市販のウイルス対策ソフトと比べるとデータの量が見劣りするのは確かだ。しかし、世界中のユーザーがいち早く最新ウイルスを登録しているため1日に数度の更新が行われ、市販のウイルス対策ソフトよりも早くパターンが登録されるケースもある。個人で利用するぶんには大きな支障とならないだろう。秒単位で世界中に拡散する最近のウイルスに対抗するために、メインのウイルス対策ソフトと併用するのはいかがだろうか。
【著作権者】Alex Cherney 氏
□ClamWin Antivirus (齋藤 正穂) |
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