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NEWS (04/05/13)

次世代OS“Longhorn”のSidebar機能を先取りできる「Desktop Sidebar」

デスクトップ右側にアナログ時計やシステム情報などを表示可能

「Desktop Sidebar」v1.04 Build 66
「Desktop Sidebar」v1.04 Build 66
 次世代OS“Longhorn”のSidebar機能を先取りできる「Desktop Sidebar」v1.04 Build 66が公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、Windows 98/MeではIE 6.0以降が必要。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

 米Microsoftは現在、コードネーム“Longhorn”と呼ばれる次期Windowsを開発中で、2005年にベータ版、2007年以降に正式版がリリースの予定となっており、徐々にその全貌が明らかになっている。例えばLonghornのユーザーインターフェイスに注目すると、DirectX 9に対応するビデオカードを使用することで、ウィンドウ1つ1つを3Dレンダリングで描画し、さまざまな効果のアニメーション表示が可能となる。

 また、従来のタスクバーに搭載されている“クイック起動”や通知領域(タスクトレイ)が廃止される代わりに、デスクトップ右側に“Sidebar”と呼ばれる新しいタスクバーが追加される。Sidebarには、時計やクイック起動はもちろん、画像のスライドショー表示やフォルダ同期といったさまざまな機能を付加される予定。

 現在、Longhornは一般公開されておらず、今月4日から7日にアメリカのシアトルで開催された“WinHEC 2004”で最新のプレビュー版が配布されるなど、ベータ版が公開されるまでは入手方法が限られている。そこで「Desktop Sidebar」を利用すると、Longhornの一機能であるSidebarをWindows 98/Me/2000/XP上で実現できるようになる。

 本ソフトで実現したSidebarには、時計、システム情報、「MSN Messenger」、「Windows Media Player」、クリック起動など合計11項目を表示することが可能。表示のON/OFFや表示位置といった項目のカスタマイズも自由に行える。

 また、マウスカーソルをデスクトップ右端に合わせたときにSidebarがスライドして現れるように設定できるほか、日本語の言語ファイルも同梱されているのでメニューなどを日本語で表示可能。なお現バージョンを編集部にて試用したところ、本ソフト動作中にタスクバーが消えてしまう再現性のある不具合を、複数環境にて確認したので注意。

 なお、Longhornの詳細について知りたい人は、下記リンクからアクセスできるPC Watchの記事を参考にしてほしい。


【著作権者】Idea2 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.04 Build 66(Beta version)

□Desktop Sidebar Home Page
http://www.desktopsidebar.com/
□本田雅一の「週刊モバイル通信」(Longhornのプレビュー版をレポートしたPC Watchの記事)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0509/mobile241.htm

(中井 浩晶)


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