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次世代OS“Longhorn”のSidebar機能を先取りできる「Desktop Sidebar」デスクトップ右側にアナログ時計やシステム情報などを表示可能
米Microsoftは現在、コードネーム“Longhorn”と呼ばれる次期Windowsを開発中で、2005年にベータ版、2007年以降に正式版がリリースの予定となっており、徐々にその全貌が明らかになっている。例えばLonghornのユーザーインターフェイスに注目すると、DirectX 9に対応するビデオカードを使用することで、ウィンドウ1つ1つを3Dレンダリングで描画し、さまざまな効果のアニメーション表示が可能となる。 また、従来のタスクバーに搭載されている“クイック起動”や通知領域(タスクトレイ)が廃止される代わりに、デスクトップ右側に“Sidebar”と呼ばれる新しいタスクバーが追加される。Sidebarには、時計やクイック起動はもちろん、画像のスライドショー表示やフォルダ同期といったさまざまな機能を付加される予定。 現在、Longhornは一般公開されておらず、今月4日から7日にアメリカのシアトルで開催された“WinHEC 2004”で最新のプレビュー版が配布されるなど、ベータ版が公開されるまでは入手方法が限られている。そこで「Desktop Sidebar」を利用すると、Longhornの一機能であるSidebarをWindows 98/Me/2000/XP上で実現できるようになる。 本ソフトで実現したSidebarには、時計、システム情報、「MSN Messenger」、「Windows Media Player」、クリック起動など合計11項目を表示することが可能。表示のON/OFFや表示位置といった項目のカスタマイズも自由に行える。 また、マウスカーソルをデスクトップ右端に合わせたときにSidebarがスライドして現れるように設定できるほか、日本語の言語ファイルも同梱されているのでメニューなどを日本語で表示可能。なお現バージョンを編集部にて試用したところ、本ソフト動作中にタスクバーが消えてしまう再現性のある不具合を、複数環境にて確認したので注意。 なお、Longhornの詳細について知りたい人は、下記リンクからアクセスできるPC Watchの記事を参考にしてほしい。
【著作権者】Idea2 氏
□Desktop Sidebar Home Page (中井 浩晶) |
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