錬金術師となってお店を経営するコマンド選択型SLG「レミュオールの錬金術師」

仕入れと販売を繰り返して実績を積み、売り上げを伸ばして巨万の富を築こう

「レミュオールの錬金術師」v1.30

　錬金術師となってお店を経営するコマンド選択型シミュレーションゲーム「レミュオールの錬金術師」v1.30が、28日に公開された。Windows 95/98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、寄付歓迎とのこと、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 8.0a以降が必要。

　「レミュオールの錬金術師」は、金遣いの荒い女性錬金術師“ティコ”となり、お店を経営するコマンド選択型シミュレーションゲーム。銀行からの借金を完済し、巨万の富を築くのが目的。仕入れと販売を繰り返して実績を積み、来客数を増やして売り上げを伸ばそう。

　画面は、上部にコマンドボタンと商品リストが並び、下部にアドベンチャーゲーム風のメッセージ欄が表示される。時間を進める［進行］、店内清掃や宣伝をする［行動］、市場や銀行などへ出かける［外出］といったコマンドを選び、ゲームを進める。

　本作は時間の概念があり、商品を1つ仕入れて10分、在庫を2品目整理して20分といった具合に時間が過ぎていく。開店時間は10～18時で、この間に［進行］を選ぶと急速に時間が経過し、店の人気に応じた頻度で客がやってきて商品を販売できる。開店前や閉店後の自由時間は、仕入れや在庫整理などにあてよう。

　開始当初、商品は3品目まで売り棚に置くことができ、それ以上の在庫は倉庫に保管される。売り棚の商品が品切れしても、品物は倉庫から自動補充されないので、販売機会を逃さないために、こまめに売り棚を整理しよう。なお、高額な工事を行えば、売り棚や保管用の倉庫を拡張することも可能だ。


仕入れと販売を繰り返して店の人気を高めていく		品切れした商品は即座に入れ替えよう

　同種の商品を売り続け、通算100個以上販売すると、市場へ出かけなくても毎日自動入荷できるようになって便利だ。また、同時に商品にも精通でき、たとえば通算200本以上ミルクを販売すれば、ミルクを単価の高いヨーグルトに加工できるようになり、儲けが大きくなる。序盤は手広くあれこれ仕入れるより、特定品目に的を絞って扱う方がよい。

　なお本作は、同作者製のRPG「水色の塔」と共通の世界・キャラクターをもち、「水色の塔」で活躍した“シオ”や“フィル”といった冒険者が登場する。彼らにお金を渡して探索してもらうことで、市場では買えない品物もゲット可能だ。彼ら冒険者も探索に乗り出すことでレベルアップしていくので、お金に余裕があればどんどん仕事を依頼し、より危険な場所へ向かってもらおう。

　そのほか、店にはランダムに友人知人が訪れ、トマトやレタスなどをお裾分けしてくれたり、ギャンブルに使う金を借りに来たりする。またゲームが進むと、来客数や店内の清潔度などを他店舗と競うコンテストにも参加可能となる。街一番の大商店を目指し、お店の経営に勤しもう。


単価の高い商品に加工して儲けよう		冒険者にアイテムの探索を依頼できる


お裾分けでもらったアイテムも販売可能		ミニゲームで勝負を挑まれることもあるぞ

【著作権者】犬と猫
【対応OS】Windows 95/98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.30（04/05/28）