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「ウイルスバスター2004」の不具合を修正した最新プログラムが公開ウイルス感染した圧縮ファイルのファイル名が正しく表示されない不具合を修正
今回公開されたv11.31は、現在「ウイルスバスター2004」のオートアップデート機能を利用してダウンロードすることが可能。また、v11.31の体験版も公開されており、現在同社のホームページや窓の杜からダウンロードすることができる。 今回発見された不具合は、圧縮ファイルのファイル名にHTMLタグが含まれていると、文字列ではなくタグとして認識してしまうために表示が乱れるというもの。同ソフトでは、検出したウイルス名はIEを使用したウィンドウに表示するため、感染した圧縮ファイルのファイル名が正しく表示されない可能性や、HTMLタグに記述されたリンク先を表示してしまう可能性があるという。 また同社によると、今回の不具合はあくまでもウイルス検出時に表示するウィンドウの表示内容がおかしくなる可能性があるだけで、ウイルスの検出・駆除機能に問題は発生していないとのこと。 最新プログラムv11.31では、ファイル名にHTMLタグが含まれていても文字列として認識させ、ウイルス検出時に表示するウィンドウが正しく表示されるように修正したとのこと。 なお今回の最新プログラム公開について同社は、現段階でウイルス検出時に表示するウィンドウの表示がおかしくなったという報告がなく、圧縮ファイルのファイル名にHTMLタグが含まれている例も通常ではありえないとしながらも、今回の不具合を悪用される可能性がゼロではないことから対応したという。
【著作権者】トレンドマイクロ(株)
□Trend Micro Personal Homepage (Japan) (小津 智幸) |
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