「ピンぼけ・手ぶれレスキュー」にピンぼけと手ぶれの一括補正機能が追加

軽度のピンぼけ・手ぶれならば新搭載のフィルターで手軽に自動補正できる

「ピンぼけ・手ぶれレスキュー」v2.05

明度の変化を3Dグラフで確認できる

　（株）リアライズは16日、デジカメ画像の手ぶれやピンぼけを補正できるレタッチソフト「ピンぼけ・手ぶれレスキュー」のv2.05をリリースした。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は3,150円（税込み）。現在作者のホームページや窓の杜からダウンロードできる。

　今回公開されたv2.05の主な変更点は、軽度のピンぼけ・手ぶれならば、難しいパラメーター指定をせずに一括補正できる“フィットフォーカスフィルター”が搭載されたこと。

　手ぶれ補正したい場合、以前のバージョンでは360°回転するつまみと2本のスライダーで、手ぶれの方向と手ぶれの幅、補正効果の強さを指定する必要があった。またピンぼけを補正する場合、“フォーカスエイドフィルター”などの別フィルターを使う必要があった。

　しかし今回追加されたフィルターを使えば、8～10ピクセル幅程度のピンぼけや手ぶれならば、ピンぼけ・手ぶれの区別なく、補正効果の強さを指定するだけで自動補正できる。

　［詳細な指定を行う］チェックボックスをONにすれば詳細な設定もでき、たとえば人肌などの滑らかな部分はあまりくっきりさせず、輪郭などの部分を目立たせるといったレタッチも可能。あるいは指定した部位のピンぼけを修正するように全体補正することもできる。

　また、光の軌跡を補正する“手ぶれ軌跡補正フィルター”などの主要なフィルターの処理が高速化した。そのほか、画像の一部を拡大表示するルーペウィンドウが追加されている。このルーペウィンドウでは、画像の明るい部分を高く、暗い部分を低く描いたクォータービュー形式の3Dグラフを表示することも可能だ。

【著作権者】（株）リアライズ
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 3,150円
【バージョン】2.05（04/06/16）