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SSL対応のほか細かいところで使い勝手が向上した“Becky!”v2.10.01が公開メールの振り分け条件に添付ファイルのファイル名を指定することが可能に
昨日までの正式バージョンは4月に公開されたv2.09.01だったが、日本時間で本日午前2時頃v2.10が公開され、その1時間後に不具合修正を施したv2.10.01が公開された。 v2.10での主な変更点は、メール送受信時にデータを暗号化できるSSLに対応したこと。暗号化することで、メール本文やパスワードの漏洩をより高度に防ぐことができる。 そのほか追加された主な機能は、フィルタリングマネージャの振り分け条件に、添付ファイルのファイル名を指定できるようになったこと。EXE形式のファイルが添付されているメールはサーバー上で削除するなどの使い方ができそうだ。 またこれまで、文字列での検索しかできなかったクエリー検索で“フラグ付き”を検索条件に指定できるように仕様を変更し、検索文字列が空の状態でも検索できるように変更されている。 さらに“アドレス帳に追加”ダイアログの表示処理を変更したことで、ダイアログとメイン画面の行き来ができるようになり、ダイアログを開いている状態でメール本文からのコピー、貼り付けなどといった動作が可能になるなどの機能が追加された。
このほか、クエリー検索結果のダイアログ上でごみ箱内のメールを削除できない不具合や、HTMLメールの作成中に段落を“標準”に設定すると異常終了してしまう不具合などが修正されている。
【著作権者】(有)リムアーツ
□RIMARTS - Software Laboratory (久保 望) |
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