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米Microsoft、アマチュア向けの次期.NET開発環境のベータ版を無償公開各製品は来年上半期に100ドルを切る販売価格で提供される予定
本シリーズは、個人向けのWindowsアプリケーションの開発に特化した開発環境で、プログラミング初心者やアマチュア開発者を対象にしており、複雑な操作なしにアプリケーションを開発できるようにしたという。従来の製品ラインアップにある“Standard”シリーズと同じ位置づけであると思われる。 Visual Basic、Visual J#、Visual C#、Visual C++の合計4つのプログラミング言語に対応する製品が用意され、各製品は100ドルを切る販売価格で提供される予定だという。また、新規にアプリケーションを作成する際に便利なサンプルコード集も安価で提供予定とのこと。 さらに“Express Edition”シリーズには、Webアプリケーション開発環境「Visual Web Developer 2005 Express Edition」や、データベースソフト「SQL Server Express Edition」といった製品も用意される。 「Visual Web Developer 2005 Express Edition」は、現在無償公開中である「ASP .NET Web Matrix」のコンセプトを引き継ぐ製品で、「SQL Server Express Edition」は現在開発中のデータベースソフト「SQL Server 2005」の無償版となり、この2製品の英語ベータ版も現在ダウンロード可能だ。 そのほか同セミナーでは、「Visual Studio」の最新版である「Visual Studio 2005」の最新ベータ版を一般公開することも発表された。本ソフトにはプロジェクトの進行状況を効率よく把握できるコンポーネント「Visual Studio Team Architect Edition」が同梱されており、ターゲットをプロの開発者に絞ったという同社の意図を感じ取れる。 なお、「Visual Studio 2005」の英語ベータ版のダウンロードは現在準備中となっており、数日中に公開されるとのこと。また、“Express Edition”シリーズおよび「Visual Studio 2005」の英語ベータ版をダウンロードするには、同社の認証サービス“.NET Passport”であらかじめ登録しておく必要がある。
□Visual Studio 2005 Beta Home (中井 浩晶) |
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