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NEWS (04/07/06 20:10)

惑星などを表示するプラネタリウムソフト「太陽系シミュレータースタジオ」

太陽系の惑星、星座、彗星など天体の動きを3D表示

“シミュレーションコントローラ”
“シミュレーションコントローラ”
 太陽系の惑星、星座、彗星などを表示できるプラネタリウムソフト「太陽系シミュレーター」Publicβ v1.0が、1日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在Solar System Simulator Projectのホームページからダウンロードできる。

 なお、動作にはIE 5.0以降と「Windows Media Player 9」が必要。また、本ソフトを商用や教育などで利用する場合は、同ホームページ上で利用状況の報告が必要となる。

 「太陽系シミュレーター」は、太陽系の惑星、星座、彗星などの天体を3Dで描き、その動きをシミュレートしたファイルを作成できるプラネタリウムソフト。指定した地点から見た星空の動きや太陽系の惑星の動きなどの天体の動きを示したファイルを作成でき、ファイルを読み込むことでプラネタリウムのような映像を閲覧できる。

 起動すると、3Dで描いた惑星などの天体の動きを表示する“シミュレーションウィンドウ”と、表示する惑星や星座などを指定して天体の動きのシミュレーション映像などを作成できる“シミュレーションコントローラ”がウィンドウ表示される。

 “シミュレーションコントローラ”の左側は、“シミュレーションウィンドウ”内の操作やWebページの閲覧が可能な“コンテンツブラウザ”となっている。ここで[コンテンツ]-[プリセットコンテンツ]を選択すると、指定した地点から見た星空の動きを描く“今夜の夜空”や、太陽と地球の位置関係を季節ごとに表示する“四季の変化”など、あらかじめ用意された天体のシミュレーションファイルを表示することが可能だ。

 “シミュレーションウィンドウ”では、マウスをクリックしながらカーソルを動かすと、天体のシミュレーションファイルを表示中に視点を360度変更することが可能。また、右クリックしながらカーソルを動かすと、ズームイン・アウトの操作を行うこともできる。

 “シミュレーションコントローラ”では、日時が進む速度、観測地、表示惑星などを自由に指定して、天体の動きをシミュレートしたファイルを作成・保存することが可能。しかし、操作に慣れるまでシミュレーションファイルを自分で作成するのは難しいかもしれないので、あらかじめ用意された[プリセットコンテンツ]を編集をしながら操作に慣れていくとよいだろう。


“シミュレーションウィンドウ” “シミュレーションウィンドウ”
“シミュレーションウィンドウ”


【著作権者】Solar System Simulator Project
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】Publicβ v1.0(04/07/01)

□Solar System Simulator Project
http://www.sssim.com/

(小津 智幸)


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