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NEWS (04/07/07 21:05)

URLを携帯電話で入力しやすい9~10桁の数字に変換できる「LongIPmaker」が公開

9~10桁の数字をアドレス欄に入力すればWebページを表示できる

「LongIPmaker」v1.0.0
「LongIPmaker」v1.0.0
 URLを携帯電話で入力しやすい9~10桁の数字に変換できるソフト「LongIPmaker」v1.0.0が、6月29日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「LongIPmaker」は、URLを9~10桁の数字“ロングIPアドレス”に変換できるソフト。通常、IPアドレスは0~255の数字を4つ組み合わせたものだが、通信時はこれをすべて2進数に変換してやり取りする。この2進数のIPアドレスを4つに区切らず、すべてまとめて10進数に変換したものがロングIPアドレスである。

 このロングIPアドレスを、「Internet Explorer」や「Mozilla」など対応するWebブラウザーのアドレス欄に入力すれば、該当URLのWebページを表示できる。特に、英数字よりも数字の方が格段に入力しやすい携帯電話で、URLを手入力する際に役立つだろう。

 なお編集部にて試用したところ、auの“A5303H”でロングIPアドレスが利用でき、NTTドコモの“P505iS”やボーダフォンの“J-SA51”では利用できないことを確認した。

 起動後、URLを入力して[変換]ボタンを押すと、ウィンドウ下部に該当URLのIPアドレスとロングIPアドレスを表示する。あとは画面を見ながら携帯端末でロングIPアドレスを入力するなどして利用すればよい。変換したロングIPアドレスを自動でクリップボードにコピーすることも可能。

 なお本ソフトでは、URLのうち“http://”から次の“/”までの部分である“ドメイン名”をロングIPアドレスに変換する。ドメイン名より下の階層にあるWebページを表示したいときは、ロングIPアドレスに続けてディレクトリ名などを記述していこう。


【著作権者】伊織 舞也 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.0(04/06/29)

□LostTechnology
http://www.losttechnology.jp/

(石川 敬峰)


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