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脆弱性を修正した「Mozilla」「Firefox」「Thunderbird」の最新版が公開Windows版のみに存在するshellプロトコルに関する脆弱性が発見されたアメリカ・カリフォルニア州を拠点とするMozilla Foundationは8日、脆弱性を修正した「Mozilla」「Firefox」「Thunderbird」の最新版を公開した。現在、Mozilla Foundationが運営するホームページからダウンロードできる。また、最新版とともに各ソフトの旧バージョンに適用可能な修正パッチも入手可能。 今回公開された最新版では、Windows版のみに存在するshellプロトコルの脆弱性が修正されている。ただし、脆弱性そのものを修正したのではなく、最新版にアップデートしたり修正パッチを適用することで、shellプロトコルを無効化できる仕組み。 脆弱性の具体的内容は、shellプロトコルでファイルパスや拡張子を指定し、任意のコマンドを実行できてしまうというもの。また、非常に長いshellプロトコルのURLでバッファーオーバーフローを誘発し、任意のコードを実行することも可能だという。 そのほかMozilla Foundationによると、セキュリティ関連の脆弱性を迅速に対処するために、次期バージョンの「Firefox」では自動アップデート通知機能が搭載されるとのこと。なお、「Mozilla」はWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに、「Firefox」および「Thunderbird」はWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応し、各ソフトともフリーソフトで寄付歓迎とのこと。
・「Mozilla」
・「Firefox」
・「Thunderbird」
□mozilla.org - home of mozilla, firefox, thunderbird, and camino (中井 浩晶) |
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