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「MSN Messenger」と「Microsoft Word 2002」にshellプロトコルに関する脆弱性先日「Mozilla」「Firefox」「Thunderbird」で発見された脆弱性と同内容デンマークのセキュリティベンダー会社Secuniaは12日(現地時間)、「MSN Messenger」v6.0/6.1/6.2と「Microsoft Word 2002」にshellプロトコルに関する脆弱性があると発表した。なお、現在本脆弱性が修正された最新版は公開されていない。 今回発見された脆弱性の内容は、「MSN Messenger」v6.0/6.1/6.2と「Microsoft Word 2002」がshellプロトコルへのアクセスを制限していないため、ファイルパスや拡張子をshellプロトコルで指定することで、任意のプログラムをリモートで起動できてしまうという。ただし、起動オプションを指定してプログラムをリモートで起動することはできないとのこと。 また8日に、同様の脆弱性が「Mozilla」「Firefox」「Thunderbird」に存在することが発表され当日に修正されるなど、shellプロトコルのセキュリティに関する信頼性が疑われつつある。Secuniaによると、WindowsのshellプロトコルはIEのさまざまな機能を実現するために利用されているにも関わらず、本質的に動作が不安定であるため、shellプロトコルのアクセスは十分に注意する必要があるとしている。
□Secunia - Advisories - Microsoft Products Fail to Restrict "shell:" Access (中井 浩晶) |
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