![]() |
|
![]()
マイクロソフト、リモートで任意のコードを実行できる脆弱性を修正するパッチタスク スケジューラやHTMLヘルプに関する緊急レベルの脆弱性が修正される
今回報告された脆弱性は、緊急レベルが2件、重要レベルが2件であり、いずれもリモートで任意のコードが実行されるというもの。まず、Windows 2000/XPおよびIE 6.0 SP1をインストールしたWindows NT 4.0で、“タスク スケジューラ”機能のアプリケーション名のチェック方法に緊急レベルの脆弱性が存在するため、ユーザーがWebページ・メール経由で細工を施したJOBファイルを受け取ることで任意のコードが実行されるとのこと。 また、Windows 98/Me/2000/XP/Server 2003およびIE 5.5 SP2/6.0SP1をインストールしたWindows NT 4.0でHTMLヘルプに関する緊急レベルの脆弱性が存在するため、Web上に公開されている悪意あるHTMLヘルプを閲覧しただけで、リモートで任意のコードが実行されるという。 さらに、Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003で、Windowsシェルがアプリケーションを起動する方法に重要レベルの脆弱性が存在するため、Webページやメールを介して悪意あるプログラムを実行し、リモートで任意のコードを実行できてしまう。 そのほか、Windows NT 4.0に搭載されているIIS 4.0のURLリダイレクト機能に、バッファオーバーランを引き起こす重要レベルの脆弱性が存在するため、リモートで任意のコードを実行できるとのこと。
□2004 年 7 月のセキュリティ情報 (中井 浩晶) |
|
|
||||||||||||
![]() |