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DivXNetworks社のガーナム社長が『DivXの圧縮速度はWMV9の3倍高速』とアピールハードウェアエンコードチップの普及を進め、家電・携帯端末分野での浸透を目指す
発表会には、来日中のDivXNetworks, Inc.社長、シャヒー・ガーナム氏らが出席。フリーソフトの「DivX」と上位版である「DivX Pro」のメニュー表示が、15日に公開された最新版のv5.2で、英語のほか日本語・フランス語・ドイツ語に対応し、公式Webサイト“DivX.com”も上記の4カ国語で表示可能になったことを報告した。 またガーナム氏は、“DivX”を『ビデオのMP3』とたとえ、「DivX」シリーズが『世界で1億3千万回ダウンロードされ、毎月320万人の新規ユーザーを獲得』していると述べた。 そして同氏は、“DivX”はMicrosoft Windows Media 9形式と比較し、同一素材を同一PCでエンコードした際に、画質のノイズ比では30%ほど良好な結果が得られ、圧縮速度で300%上回っていると語り、またPCへの負荷は7分の1で済むと“DivX”の特長をアピールした。さらに同社製のエンコードソフト「Dr.DivX」を使い、実際にその場でサンプル動画をDivX形式に圧縮するデモンストレーションも行った。 そのほか、家電製品を含む“DivX認証制度”を紹介。同社が“DivX”に対応すると検証した機器やソフトには、“DivX Certified”と書かれたロゴマークをつけることが許される。現在100種類を超える機器が販売されているとのこと。
今後の展開として、“DivX”をエンコード・デコードするハードウェアチップの普及を推し進め、PCやDVDプレイヤー、ネットワークメディアプレイヤーのほか、家電製品や各種携帯端末においても“DivX”の浸透を図るという。
□窓の杜 - 【NEWS】メニューの日本語表示が可能になった「DivX」「DivX Pro」v5.2が公開 (石川 敬峰) |
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