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縦書きでの編集に対応したアウトラインプロセッサー「VerticalEditor」v2.13小説やシナリオの編集に便利な機能を各種搭載
「VerticalEditor」は、縦書きでの編集や印刷が可能なアウトラインプロセッサー。原稿用紙風の枠線を表示して文章を記述していけるため、実際に原稿用紙に書いている感覚で編集できるのが面白い。横書きにも対応しており、罫線を表示した大学ノート風のデザインや、台本のようにセリフのある行では自動的に字下げするなど、さまざまな表示スタイルで文章を編集できる。 文書中の漢字などにルビを表示できるのが特長で、ルビをふりたい文字に続いて“《》”でふりがなを囲むと、括弧内に記述したふりがながルビとして表示される仕組み。このルビ表示機能は設定でON/OFFできる。また印刷時には、原稿用紙風の枠線やルビなど画面表示どおりの印刷が可能。さらに印刷範囲の設定では、表示中の1ページのみ、全ページ、選択したページを指定できる。 画面構成は左ペインにツリー形式のアウトラインが、右ペインにエディターが配置されており、見出しは各ページの階層や順序をドラッグ&ドロップで入れ替えたり、選択中のページと1つ下のページを結合することなどができる。 ファイルへの保存は、各見出しの先頭にピリオド“.”を付加した状態で各ページの文書内容を1つのテキストファイルへ保存する。一般に“階層付きテキスト”と呼ばれるテキスト形式に対応したソフトならば、他ソフトとのインポート・エクスポートも可能だ。見出しを追加して新たにページを作成するには、左ペインの右クリックメニューかメイン画面の[ツリー]メニューから[追加]を選択すればよい。見出し名の変更も同じく右クリックメニューなどで行い、ページ追加時や文書編集中などいつでも変更することができる。 また右ペインに表示されたエディターでは、折り返し記号や改行記号などを表示できるほか、“「」”などの記号で囲んだ文字や、特定の単語を強調表示する機能を備えている。そのほか、1行の文字数や1ページで編集可能な最大行を設定することができるので、小説など全体の文字数やページ数に制限がある文書の編集に役立つだろう。
【著作権者】地矢 ただし 氏、TrueStories 氏
□VerticalEditorの詳細情報 : Vector ソフトを探す! (久保 望) |
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