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【第213回】
ゴルフ風アクションゲーム「G」マウス操作で手軽に遊べるゴルフ風アクションゲーム
(04/08/20)
インターネット上で公開されているゲームは、大手メーカーが制作・販売している大作から、個人が趣味で制作しているものまで、ジャンルや価格を問わず、さまざまなものが存在している。しかし、インターネット上で公開されるゲームの数が多すぎるため、どんな作品が存在し、どの作品が本当に面白いのか判断できずに困っている人も多いだろう。そこで“週末ゲーム”では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから選び抜いた良作を紹介していく。今回は、マウスだけで手軽に楽しめるゴルフ風アクションゲーム「G」を紹介しよう。
「G」は、サッカーボールのような球体を打ってフィールド内に設置されたカップに入れる、ゴルフ風アクションゲーム。立体的につなぎ合わたパステルカラーのブロックを3D空間内に浮かべたようなフィールド上で、ゴルフゲームのようにボールを打ちできるだけ早くカップに沈めていくのが目的。複数のブロックを積み上げてカップを囲んだマップや、ブロックの幅が狭くちょっとしたミスショットでOBになるマップなど、全18のマップが用意されているので、すばやく的確なショットで各マップを攻略し、ベストスコアを叩き出そう。なお、18個用意されているマップは9つで1コースに区切られており、各コース、つまり9マップの合計タイムがスコアとなって記録に残る。
画面上は、ボールの真後ろからフィールド前方を眺めた視点で、常にボールを後方から追うような表示となっている。また画面上側にはスコアとなるタイム、右上にはフィールドを真上から見た全体図や現在のボールの位置、カップの位置が表示されており、フィールド全体の大まかな構造などを一目で把握できる。操作はマウスのみで行い、ボールを打つ際の方向、高さ、強さを指定するだけで打つことが可能。マウスカーソルを画面の左右端に置くと方向を、画面の上下端に置くと角度を指定できる。最後にマウス左クリックで強さを指定すると、ボールが前方に飛んでいく。なお、マウスを右クリックすると視点を上下に動かすこともできるので、目の前に高いブロックがあるときは右クリックで視点を変更するとよいだろう。
本ゲームには、オリジナルのマップを作成できるマップエディターが同梱されている。マップエディターでは、方眼紙のようなマス目に基本となる緑色のブロック、ボールがよく跳ねる青色のブロック、逆に跳ねにくい赤色のブロックなどを好きなように配置することが可能。また各色のブロックは、色が薄くなると高いブロックを配置でき、濃くなると低いブロックを配置できる仕組みだ。本ゲームは、ボールを飛ばしてカップに入れるだけのシンプルなルールなので息抜きにもピッタリだが、マップエディターで作成したコースを友人などにプレイしてもらってスコアを競うという楽しみ方もできるだろう。
【著作権者】橘 一馬 氏
□G(Windows95/98/Me / ゲーム) (芹澤 正芳)
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