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「Mozilla」のスケジュール管理機能を独立させた「Sunbird」v0.2aが公開WebDAV/FTPサーバー経由でスケジュールデータをやり取りできる
本ソフトの元になった「Calendar」は、“XUL”と呼ばれるマークアップ言語を用いたプラグインの1つで、「Mozilla」や「Firefox」にスケジュール管理機能を追加できる。Mozilla Foundationの“Mozilla Calendar Project”のページからダウンロードでき、インストールすると、「Mozilla」なら[ウィンドウ]メニューから、「Firefox」なら[ツール]メニューから“Calendar”画面を呼び出せる。 「Sunbird」は、「Calendar」を単体で動作するように作り直したスタンドアローン版。開発は「Calendar」と平行する形で続けられており、現在およそ1月に1~2回のペースで新しいバージョンが公開されている。なお、「Sunbird」はまだ実験段階であるため、テスト目的のみの使用が推奨されている。 「Calendar」「Sunbird」ともに、WebDAV/FTPサーバー経由でスケジュールデータをやり取りできるのが特長で、たとえば自宅と職場のそれぞれの環境でスケジュールの同期が可能。また、スケジュールデータはMac OS X用スケジュール管理ソフト「iCal」と互換性があり、OutlookやvCalender形式のスケジュールデータも読み込める。 主に1日以内に終わる予定を管理する“イベント”と、数日以上の予定を管理する“タスク”の2種類を登録できる。画面は3ペイン構成で、左上ペインに小さな月間カレンダーを、左下ペインにタスク一覧を、右ペインの予定表上にイベント一覧を表示する。予定表は、日・週・月間表示のほか、1~6週間に渡る複数週表示に切り替えることが可能。
【著作権者】Mozilla Foundation
□The Sunbird Project - Standalone Calendar (石川 敬峰) |
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