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(04/08/25 12:00)
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メールソフト「Gaucho」、バッファ・オーバーフローで異常終了する問題を修正
異常に長い“Content-type”ヘッダーを含むメールを受信した際に本問題が発生
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「Gaucho」v1.4.1 |
添付ファイルの圧縮機能などを備えた多機能メールソフト「Gaucho」が24日、v1.4.1にバージョンアップし、バッファ・オーバーフローで異常終了する問題を修正した。バッファ・オーバーフローは、異常に長い“Content-type”ヘッダーを含むメールを受信した際に発生し、本ソフトが異常終了するという。
アメリカのセキュリティベンダー会社SecurityTrackerよると、この問題は「Gaucho」v1.4に存在し、Tan Chew Keong氏が9日に発見したものだという。また、同氏は翌10日に本問題を本ソフトの作者へ報告し、14日に本問題を修正した最新バージョンを作者より受け取り、23日に本問題の一般公表を行ったというのが一連の流れとのこと。
そのほかv1.4.1では、メール検索画面上でメールのフォルダ移動を行った際の不具合や、メール作成画面でショートカットキーによる添付ファイル選択ができなかった不具合など、いくつかの不具合修正が施されている。
おな、本ソフトはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応する3,150円(税込み)のシェアウェアで、現在作者のホームページや窓の杜からダウンロードできる。
【著作権者】上村 寛 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 3,150円(税込み)
【バージョン】1.4.1(04/08/24)
□NakedSoft
http://homepage1.nifty.com/nakedsoft/
□SecurityTracker.com Archives - Gaucho Buffer Overflow in Processing Mail Headers Via POP3 Lets Remote Servers Execute Arbitrary Code
http://www.securitytracker.com/alerts/2004/Aug/1011032.html
□窓の杜 - Gaucho
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/mail/mailer/gaucho.html
(中井 浩晶)
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