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キャプチャー画像で見るWindows XP SP2のインストールと新機能新機能はいずれもセキュリティ向上につながるものばかり
(04/09/02)
Windows XP用のアップデートプログラム「Windows XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載(以下、XP SP2)」の日本語版が正式公開された。そこで、多くの新機能・仕様変更が施されたXP SP2の、インストール手順や新機能について、キャプチャー画像を用いて解説していこう。
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OS状態を調査したりバックアップを保存するためインストールには時間がかかる | XP SP2適用後の初回起動時に自動更新機能のON/OFFを設定する画面が表示される |
XP SP2の最大の特長は、パソコンのセキュリティ状況を一括管理できる“Windows セキュリティ センター”機能だ。
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コントロールパネルから起動できる“Windows セキュリティ センター”機能 | WindowsやIEなどのアップデートプログラムが公開された際に自動で通知・インストールしてくれる“自動更新機能”を管理する画面 |
Windows XPには従来からファイヤーウォール機能が搭載されていたが、XP SP2ではパソコンのセキュリティを強化するために、デフォルト設定でファイヤーウォール機能が有効になった。また従来のファイヤーウォールの通過設定は、手動でポートごとに行う必要があったが、XP SP2では通信を行うソフトを起動した際に自動でそのソフトが使用するポートを開けられる。さらに、手動設定ではポートのほかソフト単位でファイヤーウォールの通過を設定できるようになっている。
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ファイヤーウォール機能の設定画面はセキュリティ センターから呼び出せる | 通信を行うソフトを起動するとネットワーク接続の許可を求める警告が表示される | ネットワーク接続を常に許可するソフトはあらかじめ設定しておける |
XP SP2に対応するウイルス対策ソフトを利用している場合、セキュリティ センター上で稼働状況とソフト名を確認できる。
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“ウイルスバスター”“Norton”“ウイルスセキュリティ”などが対応している | セキュリティ センターが管理するファイヤーウォール、自動更新機能、ウイルス対策ソフトの稼働がOFFになるとタスクトレイに警告が表示される |
「Internet Explorer」には、ユーザーが意図しないポップアップウィンドウや、Webサイトから要求されるプログラムのダウンロードを抑止する機能が追加されている。
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ポップアップウィンドウの表示を許可するWebサイトは任意に登録できるほか、ポップアップウィンドウと判断する強度を3段階で設定可能 | ユーザーが意図しないファイルのダウンロードはIEが強制的にブロックし、その後ユーザーがダウンロードを許可することもできる |
また「Outlook Express」には、添付ファイルやHTMLメールを介したウイルス感染の対策が施されている。
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EXE形式のファイルが添付されている場合、そのファイルは自動で削除されるようになり誤って実行することがなくなった | EXE形式以外の添付ファイルは開く前に警告ダイアログが表示される | HTML形式の迷惑メールなどに組み込まれた画像のダウンロードを抑止することで、メールを受信したことを相手に察知されない工夫が施された |
そのほか、バッファ・オーバーフローを悪用するウイルスの攻撃をCPUレベルで防止する機能や、シャットダウン時にWindowsの修正プログラムなどを自動でダウンロード・インストールする機能が追加されている。
□Windows XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/sp2/
(中井 浩晶)
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