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キャプチャー画像で見るWindows XP SP2のインストールと新機能新機能はいずれもセキュリティ向上につながるものばかり
(04/09/02)
Windows XP用のアップデートプログラム「Windows XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載(以下、XP SP2)」の日本語版が正式公開された。そこで、多くの新機能・仕様変更が施されたXP SP2の、インストール手順や新機能について、キャプチャー画像を用いて解説していこう。 インストールXP SP2は、“Windows Update”機能を利用してダウンロードできる。なお、Windowsの自動更新機能を利用したアップデートは29日より開始される予定。またマイクロソフト(株)は、Webサイト内の“ダウンロードセンター”でも配布するとしていたが、午前1時現在、ダウンロードセンターからのダウンロードは開始されていないのを確認した。
□“Windows Update”へのリンク
セキュリティ センター
XP SP2の最大の特長は、パソコンのセキュリティ状況を一括管理できる“Windows セキュリティ センター”機能だ。
Windows XPには従来からファイヤーウォール機能が搭載されていたが、XP SP2ではパソコンのセキュリティを強化するために、デフォルト設定でファイヤーウォール機能が有効になった。また従来のファイヤーウォールの通過設定は、手動でポートごとに行う必要があったが、XP SP2では通信を行うソフトを起動した際に自動でそのソフトが使用するポートを開けられる。さらに、手動設定ではポートのほかソフト単位でファイヤーウォールの通過を設定できるようになっている。
XP SP2に対応するウイルス対策ソフトを利用している場合、セキュリティ センター上で稼働状況とソフト名を確認できる。
「Internet Explorer」と「Outlook Express」の新機能
「Internet Explorer」には、ユーザーが意図しないポップアップウィンドウや、Webサイトから要求されるプログラムのダウンロードを抑止する機能が追加されている。
また「Outlook Express」には、添付ファイルやHTMLメールを介したウイルス感染の対策が施されている。
その他の新機能
そのほか、バッファ・オーバーフローを悪用するウイルスの攻撃をCPUレベルで防止する機能や、シャットダウン時にWindowsの修正プログラムなどを自動でダウンロード・インストールする機能が追加されている。
□Windows XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載 (中井 浩晶)
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