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NEWS (04/09/06 20:40)

米Microsoft、「リモート デスクトップ接続」のクライアントをWeb上で公開

Windows XP/Server 2003のインストールCD-ROMが手元になくても導入可能になった

「リモート デスクトップ接続」
「リモート デスクトップ接続」
 米Microsoftは2日(現地時間)、Windows 2000 Server/XP/Server 2003をリモート操作する「リモート デスクトップ接続」のクライアントソフトを、同社のホームページで公開した。Windows 95/98/NT/2000/XP/Server 2003に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 従来、本クライアントは、Windows XP/Server 2003のインストールCD-ROMからインストールする必要があったが、今回のホームページ上での公開を受け、手元にCD-ROMがなくてもインストール可能になった。

 今回公開されたバージョンは、Windows XP SP2適用後のクライアントと同じで、編集部にてWindows XP/Server 2003のインストールCD-ROMに同梱されているバージョンより新しいことを確認した。なお、今回の公開がWindows XP SP2のリリースに関連するかは不明。

 Windows XPマシンを本クライアントで操作する場合、まず操作対象となるPCの“マイコンピュータ”の[プロパティ]で[リモート]タブを開き、チェックボックスをONにしてリモートデスクトップ接続を許可しよう。次に、他PC上で本クライアントを起動し、操作される側のPCのIPアドレスもしくはコンピュータ名を入れる。最後に[接続]ボタンを押してアカウント名とパスワードを入力すれば、操作対象のPCに接続してリモート操作が可能となる。

 なお、「リモート デスクトップ接続」は3389番ポートを利用して通信を行うため、ファイヤーウォールなどでポートが閉じられている場合は、該当ポートを開く設定が必要。


【著作権者】Microsoft Corporation
【対応OS】Windows 95/98/NT/2000/XP/Server 2003
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】6.0.2600.0(04/09/02)

□ダウンロードの詳細 : Remote Desktop Connection software
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=80111f21-d48d-426e-96c2-08aa2bd23a49

(石川 敬峰)



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