サイトにアクセス制限をかけるWebサイト管理者向けソフト「ガードプロクシ」

対象Webサイトのサーバーは“.htaccess”が利用できる「Apache」の必要がある

「ガードプロクシ」v1.0.0.3

　Webサイトに匿名プロキシーからのアクセス制限をかけるWebサイト管理者向けソフト「ガードプロクシ」v1.0.0.3が、8月24日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお本ソフトを利用するには、アクセス制限をかける対象のWebサイトが、「Apache」を利用して運用され、かつ“.htaccess”ファイルの利用が許可されている必要がある。

　「ガードプロクシ」は、Webサーバー「Apache」で運用されているWebサイトに、匿名プロキシーからのアクセス制限をかけるWeb管理者向けソフト。Web上から取得した匿名プロキシーリストをもとに“.htaccess”ファイルを作成し、あらかじめ指定したFTPサーバーに自動アップロードするまでの一連作業を、一定間隔で自動実行してくれるのが特長。つまり本ソフトをローカルのパソコンなどで実行しておくだけで、“.htaccess”ファイル内の匿名プロキシーリストを最新状態に保てる仕組みだ。

　設定画面では、WebサイトのFTPサーバー名、ID、パスワード、コンテンツの置かれたフォルダパスなどを指定できるほか、Web上から取得する匿名プロキシーの最大数なども設定可能。なお本ソフトは、さまざまなプロキシーのリストを公開しているWebサイト“CyberSyndrome”から匿名プロキシーリストを自動取得している。

　このソフトを利用すれば、常に匿名プロキシーのリストを最新状態に保てるので、たとえばWebサイトに設置した掲示板に“荒らし”対策を施すといったことができるだろう。

【著作権者】ＨＩＧ＠えちご　氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.0.3（04/08/24）