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NEWS (04/09/09 19:35)

ISO-2022-JP以外の日本語メールも振り分け可能になった「POPFile」v0.22.0

振り分け済みのメールを管理・検索できる機能が強化されている

「POPFile」v0.22.0
「POPFile」v0.22.0
 “ベイズ理論”をもとに迷惑メール対策ができるPOPプロキシーサーバー「POPFile」が8日、v0.22.0にバージョンアップし、ISO-2022-JP以外の文字コードで記述された日本語メールも振り分け可能になった。また、これまで日本語メールの件名は1つの文字列として扱われていたが、本バージョンからはメール本文と同様に、単語で区切って処理するように仕様が変更されている。

 さらに、振り分け済みのメールを管理する[履歴]タブで、従来は差出人・件名・振り分け状態の3項目しか確認できなかったが、受信日・差出人・宛先・件名など合計8項目を自由にカスタマイズして表示可能になった。また、[履歴]タブの差出人や件名指定によるメール検索機能で、条件に一致するもの以外に一致しないものも検索できるようになっている。

 そのほか、APOP/SSL認証への対応、NNTPプロキシーサーバー機能の追加、他ソフトで本ソフトを操作可能にするAPIの同梱などが施されている。またパソコン上級者向けに、振り分け情報をヘッダーに付加した受信メールを、SMTPサーバーを利用して受信元のメールサーバーに送り返すためのモジュールが同梱されている。

 本ソフトは、Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、寄付歓迎とのこと。現在、作者のホームページや窓の杜からダウンロードできる。


【著作権者】John Graham-Cumming 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】0.22.0(04/09/08)

□POPFile - Automatic Email Classification
http://popfile.sourceforge.net/
□窓の杜 - POPFile
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/mail/antispam/popfile.html

(中井 浩晶)



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