ドライバーの稼働状況や各モジュールの詳細情報を表示できる「DriverWalker」

Windows起動時に読み込まれるドライバーのロード順を確認できる機能も搭載

「DriverWalker」v1.0

　各種ハードウェアのドライバー稼働状況や各モジュールの詳細情報を表示できる「DriverWalker」v1.0が、7日に公開された。Windows NT 4.0/2000/XP/Server 2003に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「DriverWalker」は、各種ハードウェアのドライバー稼働状況や各モジュールの詳細情報を表示したり、メモリ上のオブジェクトやメモリプールを一覧表示できるソフト。起動すると各種機能が画面左側にツリー表示され、ツリーで選択した複数機能をMDI形式で同時に表示することができる。

　本ソフトに搭載されている機能を大別すると、“ドライバ構成”“ビューワ”“開発者向けツール”の3種類。“ドライバ構成”では現在インストールされているドライバーの稼働状況やモジュールのフォルダパスといった各種情報を一覧表示し、実行中のドライバーを停止したり、Windows上のドライバー登録を削除できる。また、Windows起動時に読み込まれるドライバーのロード順を確認可能。

　“ビューワ”では、パソコンに接続されているデバイスの情報や、現在ロード中のドライバーの各モジュールが利用しているメモリサイズなどを一覧表示できる。さらに“開発者向けツール”では、メモリ上の全オブジェクトを階層構造を保ったまま表示したり、メモリプールの状態を確認可能なほか、指定したドライバーが正常に動作しているかを調査する機能もある。

　そのほか、ロールバック可能なドライバーや、Windowsをセーフモードで起動した際に読み込まれるドライバーを一覧表示できる機能などを、［ツール］メニューから呼び出せる。このソフトを利用すれば、デバイスが正常に動作しないときなどの原因究明に、一役買ってくれるだろう。

【著作権者】山下克宏　氏
【対応OS】Windows NT 4.0/2000/XP/Server 2003
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0（04/09/07）