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NEWS (04/09/10 17:55)

レジストリ内容の変化を記録してソフトのアンインストールを支援する「WWatch」

レジストリなどの指定した項目だけを復元することも可能

「WWatch」v4.67
「WWatch」v4.67
 ソフトインストール時などに、レジストリの変化を記録して変化前の状態に復元できるアンインストール支援ソフト「WWatch」v4.67が、8月27日に公開された。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は1,575円(税込み)。

 「WWatch」は、レジストリやINIファイルの内容を2回以上チェックすることで、前後のチェック内容の差分を作成し、これをもとに前回チェック時の状態にレジストリなどを復元できるアンインストール支援ソフト。パソコンにさまざまなソフトをインストールしていると、過去にアンインストールしたはずのソフト情報がいつまでもレジストリ内に残ってしまうことがある。このような不要な情報を削除するには、レジストリを手動で編集しなければならないが、知識が必要なうえ編集内容を間違ってしまうとWindowsが正常に動作しなくなってしまう危険性もある。

 そこで本ソフトを使用すれば、レジストリを手動で編集せずに変化前の状態へ復元できる。本ソフトの画面は上下に分割され、上側へチェック実行日時がリスト表示され、下側は左右2ペインで左側へ上側で選択したチェック時に変化のあった項目をツリー表示し、右側へ左側のツリーで選択したレジストリの詳細な変化内容を表示する。

 まず、新しくソフトをインストールする前に本ソフトの“チェック”機能を実行して、レジストリ内容を独自の“DAT”形式ファイルに保存しておこう。そして、新しいソフトをインストールしたあとなどに再度チェックを行えば、この間に変化したレジストリなどの差分内容がログファイルに記録される。このログ内容と“DAT”ファイルをもとにレジストリを復元する仕組み。また差分ログ作成時は、常に前回チェック時との差を抽出するため、元となる“DAT”ファイルやチェック日時を指定することはできない。

 復元機能では、変化のあったすべての項目を復元できるほか、特定の項目のみを復元可能。さらに左下に表示されたツリーや右下のリストを、キーワード検索できる機能を備えているので、変化した項目が大量にある際にもソフト名などで簡単に探し出すことができる。

 本ソフトを利用すれば、知らず知らずのうちに不要なソフト情報でレジストリが肥大化されてしまう状態を防ぐことができるだろう。なお、復元項目の選択方法や各ソフトのレジストリ使用状況などによっては、復元後Windowsが起動しなくなる可能性もある。復元はユーザーの自己責任で行ってほしい。


【著作権者】KAZA 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 1,575円(税込み)
【バージョン】4.67(04/08/27)

□SYSTEM KAZA HomePage
http://hp.vector.co.jp/authors/VA005888/

(久保 望)



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