テキスト暗号化ソフト「錠太郎」v1.30h

コピー＆ペーストでメールとの連携に最適、複数の暗号鍵を簡単に使い分け

（04/09/13）

「錠太郎」v1.30h

　手軽に使えるテキスト暗号化ソフト。メールソフトと連携しやすいように作られており、クリップボード経由で暗号化や復号化ができるのが特長。作者によれば暗号化アルゴリズムには、マサチューセッツ工科大学のRonald L. Rivest教授が開発した“RC5-CBC-Pad”を使用し、データ圧縮後にBASE64でテキスト化しているそうだ。共通鍵方式なのであらかじめ相手に暗号キーとなる文字列を教えておく必要があるが、暗号キーは複数登録してプルダウンメニューから簡単に選択でき、メールの相手により使い分けることが可能。もちろん本ソフトの起動自体にパスワードをかけられるので安心だろう。ウィンドウに貼り付けたテキストをボタンやメニュー選択から暗号化・復号化する使い方のほか、クリップボードを監視するモードにすれば、何らかのテキストがクリップボードにコピーされると確認ダイアログが現れ、OKなら暗号化したテキストを自動でクリップボードへ戻すという機能もある。

【著作権者】Ri　氏
【対応OS】Windows 95/98/2000（編集部にてWindows XPでも動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.30h（04/09/05）

□RR
http://p12.aaacafe.ne.jp/~rrri/

（川原 徹也）