圧縮ファイル内の画像を見開き表示できる画像ビューワー「D-Slide」が公開

画像を左右見開きで表示できるので、たとえばデジカメ画像を写真集風に閲覧可能

「D-Slide」v0.4202

見開き表示の例

　圧縮ファイルやフォルダ内の画像を2枚ずつ左右に見開き表示できる画像ビューワー「D-Slide」v0.4202が、8日に公開された。Windows 2000に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows XPでも動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお圧縮ファイル内の画像を表示するには、各圧縮形式に対応したDLLが必要。

　「D-Slide」は、ZIP/LZH/CAB/RAR/7Z/GCA形式などの圧縮ファイルやフォルダ内の画像を2枚ずつ左右に見開き表示できる画像ビューワー。通常は1枚のみの表示だが、設定すれば書籍のように左右2枚並べて表示できるので、たとえばデジカメ画像を写真集風に閲覧したいときに便利。画像の並び順は、右開き・左開きのどちらも選択でき、方向キーで表示画像が順次切り替わっていく。指定間隔でスライドショー表示させることも可能だ。

　BMP/JPEG/GIF/PNG形式に対応し、Susieプラグインを利用すれば他形式も表示可能。本ソフトのウィンドウへ圧縮ファイルやフォルダをドラッグ＆ドロップするか、ダイアログから画像ファイルを読み込むなどの操作で画像を全画面表示する。

　圧縮ファイルのパスワードを登録する機能を使えば、入力ダイアログの表示なくパスワードつき圧縮ファイル内の画像を表示できてうれしい。また、画像閲覧時には多くのショートカットキーを利用でき、たとえば10ページ単位で前後にジャンプしたり、明るさの変更やモノクロ化、90度単位の回転や上下・左右の反転といった操作が行える。

【著作権者】団子　氏
【対応OS】Windows 2000（編集部にてWindows XPでも動作確認）
【ソフト種別】フリーウェア（寄付歓迎）
【バージョン】0.4202（04/09/08）