マイクロソフト、Windows XP SP2用の修正プログラムをリリース
一部のVPNクライアントでVPN接続できなくなるなどの不具合を修正
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修正プログラムのダウンロードページ |
マイクロソフト(株)は17日、Windows XP SP2を適用するとループバックアドレスが“127.0.0.1”のみに限定され、他IPアドレスをループバックアドレスとして利用できなくなる問題を修正する、Windows XP SP2用修正プログラムを公開した。ループバックアドレスとは、ローカル内のアプリケーション同士が通信する際に利用する“127.0.0.1”などの特殊なIPアドレスのこと。本プログラムは、TCP/IPのプロトコル・ドライバー“tcpip.sys”を差し替えることで問題の解決を図り、たとえばWindows XP SP2適用後に一部のVPNクライアントがVPN接続できなくなる問題などが解消されるという。本プログラムは現在、同社のホームページから無償でダウンロード可能。
□ダウンロードの詳細 : Windows XP Service Pack 2 用更新プログラム (KB884020)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=17d997d2-5034-4bbb-b74d-ad8430a1f7c8
□884020 - Windows XP Service Pack 2 でループバック アドレスの範囲内の IP アドレスに接続するプログラムが正常に動作しないことがある
http://support.microsoft.com/default.aspx?kbid=884020
(石川 敬峰)
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