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アドビ、デジカメのRAW画像を新フォーマット“DNG”へ変換するソフトを公開新機種のRAW画像へ対応するため継続的にアップデートしていくとのこと
RAW画像とは、ホワイトバランス調整や圧縮などの処理を行わず、デジカメのイメージセンサーで捉えたそのままの状態で保存した画像のこと。パラメーターをあとから操作して画像を好みに調整できるため上級者に人気があるが、統一規格がなく、さらにカメラのメーカーや機種ごとに形式が異なっているため、PCで操作するにはソフト側が個別対応しなければならなかった。 DNGは、TIFF形式をベースにした規格で、デジカメの各種設定情報をメタデータとして保持する。ソフト側はDNG形式1つに対応すれば、DNGを仲立ちにしてRAW画像が扱え、個別対応する必要がなくなるという。本ソフトは現在、キヤノン製“EOS Kiss デジタル”やニコン製“D70”など、14社65機種のRAW画像の読み込みに対応する。 本ソフトの使い方は簡単で、RAW画像があるフォルダと保存先フォルダ、変換後のファイル名を指定し、あとは[変換]ボタンを押すだけでRAW画像をDNG形式へ変換できる。 なお本ソフトは、新機種に対応するため継続的にアップデートしていくとのこと。そのほか本ソフトのアーカイブには、フォトレタッチソフト「Adobe Photoshop CS」をDNG形式に対応させる「Camera Raw プラグイン」v2.3も同梱されている。
【著作権者】アドビ システムズ(株)
□Digital Negative(DNG) (石川 敬峰)
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