NEWS （04/09/28　13:00）

「CliPla」v2.41

　クリップボードにコピーされたテキストデータの履歴を追記型のテキストファイルとして保存できる「CliPla」v2.41が、公開された。Windows 95/98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在ベクターのライブラリページからダウンロードできる。

　「CliPla」は、タスクトレイに常駐し、クリップボードに貼り付けられたテキストを逐一リストへ追加してファイルへ一括保存できるソフト。Webページ巡回中に見つけた有用な情報をどんどんコピーして、情報収集の支援ソフトとして活用できる。

　テキストファイルへ保存する際は、リスト内のテキストデータすべてを1つのファイルにまとめて保存する方法と、1つ1つのテキストデータを連番ファイルとして保存する方法の2とおりから選択可能。全テキストを1ファイルへ保存する際は、リスト内のテキスト1つ1つの末尾に改行コードや“===”といった区切り線を挿入するオプションも備えている。

　リストに蓄積したテキストデータはいつでもファイルとして保存可能で、すでに保存しているファイルが存在する際は、［追加保存］をクリックして同名ファイルを選択すれば新たなデータを追記して保存される。またデータ別に連番ファイルとして保存する場合は、指定したファイル名の末尾に“_001”“_002”という連番が付加される仕組み。

　そのほか、コピーされたテキストがすでにリストで保持しているテキストと重複している場合は、リストへ追加しない設定も可能。また、リスト内テキスト行末の空白を一括削除できるため、IEなどのWebブラウザー上でコピーしたテキストの行末に、余計な空白が付加されてしまったときなどにも便利。Webページ上で見つけた情報を、自分だけのデータベースとして保存しておく際に役立つだろう。

【著作権者】TaiL　氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.41

□for Little TaiL
http://hp.vector.co.jp/authors/VA029423/
□CliPla(Windows95/98/Me/ユーティリティ)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se226716.html

（久保 望）