NEWS （04/10/06　19:10）

「I Have No Tomatoes」v1.5

　迷路内の敵トマトを爆弾でやっつける固定画面型の3Dアクションゲーム「I Have No Tomatoes」v1.5が、9月26日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 2000/XPで動作確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「I Have No Tomatoes」は、迷路内をうろつく敵トマトを爆弾でやっつける固定画面型の3Dアクションゲーム。目玉と眉毛が特長の黄色いトマトを操り、1ステージにつき60秒、全10ステージで合計10分となる制限時間内にどれだけの敵トマトを爆砕できるかを競う。

　画面はクォータービューで、ブロックで仕切られた迷路のなかを、赤・青・緑の敵トマトが5匹歩き回っている。敵トマトと接触して死なないように操作しつつ、［Space］キーで爆弾を設置し、爆弾の爆炎に巻き込んで敵トマトをやっつけよう。爆弾は一定時間で爆発し、爆炎は通路の端まで十字型に広がっていく。なお、自トマトも炎に触れると死んでしまうので要注意。また敵トマトは、倒してから一定時間でランダムな場所に復活する。

雷を落とす派手な“ライトニング・ボルト”

　敵トマトは倒されると、その場に正八面体のボーナスアイテムを残す。このアイテムを取っていくと、複数の敵トマトに雷を落とす“ライトニング・ボルト”や、敵トマト1体に火をつけ、これと接触した他トマトを類焼させる“ワイルド・ファイヤー”といった特殊技が使えるようになる。

　特殊技は9種類あり、ほかにも迷路内を走り回って敵トマトをやっつけてくれる“ポテトマン”を召喚したり、鬼火を呼び出してボーナスアイテムを効率よく自動回収させることなどが可能。さらに、1発の爆弾で5匹の敵トマトを爆砕すると、画面いっぱいにボーナスアイテムが出現するうれしい特典がある。

　本作に残機数の制限はなく何回死んでもその場から復活できるが、タイムロスにつながるうえ、ボーナスアイテムも失ってしまう。迷路内では挟み撃ちに遭わないよう、長い直線通路はできるだけ避け、分岐路や離れた2点間を移動できるワープゾーンの周辺を動き回るようにしよう。本作はそのほか、敵トマトの爆砕数やボーナスアイテムを共有する2人同時プレイも可能だ。

敵トマトを類焼させる“ワイルド・ファイヤー”		1発で敵トマトを全滅させるとボーナスアイテムが多数出現

【著作権者】Mika Halttunen　氏
【対応OS】（編集部にてWindows 2000/XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.5（04/09/26）

□I Have No Tomatoes
http://tomatoes.sourceforge.net/

（石川 敬峰）